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  1. 諫早市議会 2007-06-01
    平成19年第3回(6月)定例会(第1日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時 開会 ◯議長(中村敏治君)[48頁]  皆さん、おはようございます。議事に入ります前に、今期定例会におきまして、夏の省エネ対策の一環といたしまして、議場での冷房は28度を基準とした空調管理を行うことになっております。  議場での服装につきましては、上着及びネクタイの着用は各位の判断に任せることとしておりますので、よろしくお願いをいたします。  ただいまから平成19年第3回諫早市議会定例会を開会いたします。  今期定例会に説明員の出席を求めましたので、御報告いたします。  ここで議長より報告いたします。  去る5月24日に開催されました建設委員会において、委員長の辞任に伴い行いました正副委員長互選の結果を報告いたします。  建設委員会委員長に山口隆一郎議員、副委員長に藤田敏夫議員、以上のとおりであります。  次に、室内武議員及び早田隆一議員から議会運営委員会委員の辞任届が、また、石場照喜議員から議会報発行特別委員会委員の辞任届が議長あてに提出され、委員会条例第14条の規定により、本日辞任を許可したので、御報告いたします。  これより議事日程第1号により議事に入ります。  日程第1「会期決定の件」を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から7月4日までの20日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 2 ◯議長(中村敏治君)[48頁]  御異議ありませんので、会期は20日間と決定いたしました。  次に、日程第2「会議録署名議員の指名について」を議題といたします。  会議規則第80条により、会議録署名議員に松岡眞弓議員及び相浦喜代子議員を指名いたします。  なお、会議録署名議員が欠席した際の予備署名議員に青木弘義議員及び宇戸一夫議員を指名いたします。  次に、日程第3「議会運営委員会委員の選任について」を議題といたします。
     お諮りいたします。  議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、南条博議員及び笠井良三議員を指名いたします。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 3 ◯議長(中村敏治君)[48頁]  御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました南条博議員及び笠井良三議員を議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。  次に、日程第4「常任委員会委員の所属変更について」を議題といたします。  厚生委員会委員の南条博議員から建設委員会委員に、建設委員会委員の早田隆一議員から厚生委員会委員に、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出があっております。  お諮りいたします。  南条博議員及び早田隆一議員から申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 4 ◯議長(中村敏治君)[48頁]  御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに決定いたしました。  次に、上程議案の提案理由について、総括的に市長の説明を求めます。 5 ◯市長(吉次邦夫君)登壇[48頁]  おはようございます。本日ここに、平成19年6月定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  国においては、本年4月に施行された地方分権改革推進法に基づき、地方分権改革推進委員会が設置されました。この委員会において、先月「地方分権改革推進に当たっての基本的な考え方」を取りまとめられました。  市といたしましては、「地方主権」という考えのもと、地方分権の推進について全国市長会などとも連携し、取り組んでまいりたいと考えております。  次に、先月、本市において第100回長崎県市長会議が開催されました。会議では、去る4月17日、凶弾に倒れ命を落とされた伊藤前長崎市長の事件にかんがみ、「あらゆる暴力、威圧的行為の根絶に関する決議」が行われました。なお、同様の決議は、九州市長会、全国市長会においても採択されております。  また、5月17日には、長崎県暴力団追放県民会議と長崎県警が主催する「暴力追放・銃器根絶県民大会」が開催されました。  市といたしましても、公平・公正な市政を推進し、不当な要求には応じず、あらゆる暴力を許さない安全・安心なまちづくりに努めてまいります。  なお、県市長会議においては、私は県市長会会長として選出されたところでございます。今後、県下13市が連携を密にし、それぞれの地域の発展に努力してまいります。  次に、5月30日に実施することといたしておりました諫早市新庁舎建築工事及び(仮称)こどもの城建設工事に係る一般競争入札5件を延期いたしました。  これは、防衛施設庁の発注工事をめぐる談合事件に係る排除措置命令の事前通知が、本年4月13日、公正取引委員会から行われており、ほとんどの大手業者が該当することが予測されることから、入札の延期を行いました。今後、公正取引委員会、防衛施設庁等の動向を見ながら適切な対応を図っていくこととしたものでございます。  新庁舎建築工事及び(仮称)こどもの城建設工事につきましては、ともに本市の最も重要な事業として位置づけております。延期による影響も考えられますが、今後とも厳正に判断し、着実に事業を推進してまいります。  次に、4月臨時市議会において議決いただきました飯盛町防火水槽死亡事故損害賠償請求事件につきましては、去る5月9日、長崎地方裁判所大村支部において和解が成立いたしましたので、御報告申し上げます。  それでは、市政の主要な事項につきまして御説明申し上げます。 ((仮称)多良見市民会館整備事業)  旧多良見中央公民館につきましては、合併前の多良見町の平成16年9月議会において、たらみ図書館建設を機に廃止が決定されておりました。合併後は、多良見支所第2別館として使用しているところでございます。  今回、住民の要望や多良見地域審議会の意見を踏まえ、住民や各種団体が利用できる生涯学習施設や健康診査・保健指導等の会場として活用するための「公の施設」として改修工事を行うこととしております。  なお、同施設内に西部地域包括支援センターを開設することとしており、できるだけ早い時期に利用できるように整備を進めてまいります。 (農業の振興)  農業の振興につきましては、地域農業の担い手である集落営農組織等の活動を支援し、共同利用機械の導入や施設整備の充実により農産物の品質向上を図るなど、地域農業の振興に努めてまいります。  本市の主要作目であり、国の産地指定を受けておりますタマネギにつきましては、現在の選果機が老朽化しており、また作付面積の増加により処理能力の向上が必要になっておりますので、タマネギ選果場を長田町から小野島町へ移転新築し、選果処理機能の向上が図られることとなりました。  市といたしましても、この事業に対し支援を行い、引き続き産地として維持・拡大を推進してまいります。 (林業の振興)  林業につきましては、森林の持つ水源涵養や防災、環境保全など多様な公益的機能を強化するため、平成18年度から新広葉樹植栽事業に取り組んでおります。今回、新たに「豊かな森づくり事業」を創設し、平成19年度から平成28年度までの10カ年計画として、民有の針葉樹林の森林整備を推進してまいります。  これらの計画を着実に推進するために「諫早市豊かな森づくり基金」の設置条例案を今議会に提出しております。今後、この基金を活用し、市民生活の根幹を支えている森林の持つ多様な公益的機能を高度に発揮させる森林整備を進めてまいります。 (観光協会・商工会の合併)  観光協会につきましては、諫早観光協会と高来町観光協会が合併し、6月1日に新しく諫早観光協会として発足されました。これまで合併協議に御尽力いただいた関係者の皆様の御労苦に敬意を表しますとともに、今後の本市の観光振興と物産振興の発展を期待するものでございます。  また、商工会の合併につきましては、多良見町、森山町、飯盛町、高来町及び小長井町の各商工会において合併協議が進められておりましたが、6月13日、多良見町商工会を除く4商工会による合併契約書の調印式が行われたところでございます。10月1日から新たに諫早市商工会としてスタートされますが、合併後は、地域が一体となり地域経済の発展や豊かな地域社会づくりにつながるものと期待をいたしております。 (公園整備の推進)  国のカントリーパーク整備事業を活用し、森山地域において公園整備を進めておりましたが、本年3月に完成いたしました。当公園の名称につきまして、広く市民から募集いたしましたところ、83件の応募があり、その中から「森山ふれあい公園」と決定いたしました。今後、交流を深め合う公園として、多くの市民の方々に利用していただきたいと思っております。 (南部まちづくりの推進)  諫早南部第1地区土地区画整理事業につきましては、今年度は、上野町通り沿線の造成工事を中心に進め、道路のつけかえや家屋の移転、埋蔵文化財の調査など、いよいよ中核的な地域の事業を推進してまいります。  また、区画整理事業と関連して進めております市道諫早有喜線の道路改良につきましては、刑務所跡地東側から諫早中学校正門前までの区間が来月完成する見込みとなりました。 (都市再生整備計画)  昨年度国土交通省に提出しておりました「諫早中心地区都市再生整備計画」が、本年3月認定されました。この計画では、「歴史と文化、水と緑を活かした中心地区の活性化」を目標として掲げており、市役所周辺の道路整備や市役所建てかえ後の跡地の整備、(仮称)諫早歴史文化館の整備などについて、国のまちづくり交付金を活用し、本年度から5カ年計画で進めてまいります。 (広域幹線道路網の整備促進)  平成13年度から国土交通省が進めていた国道34号小船越交差点の立体化の工事がこのほど完了し、明日午前10時から開通式典や通り初めが行われ、午後3時から供用開始されることになっております。この交差点の立体化により、諫早警察署方面と北バイパス間の通行が円滑になり、当該地域の慢性的な交通渋滞の解消が図られるものと期待しております。  次に、地域高規格道路「島原道路」につきましては、本年3月、森山から雲仙市愛野町間の約2キロメートルが、国道交通省から整備区間として指定を受け、今後、県事業として整備される予定となっております。昨年3月、整備区間として指定を受けた小野森山間約5キロメートルにつきましては、先月、国道57号森山拡幅事業として事業化に向けた地元説明会が開催されております。  また、未指定区間のうち、九州横断自動車道から島原方面へ向けた約4キロメートルの区間が、本年3月、新たに調査区間として指定を受けております。今後、ルートの選定等の調査が進められるところでございます。  以下、主な提出議案につきまして、概略を御説明申し上げます。  議案第63号「平成19年度諫早市一般会計補正予算(第2号)」は、19億7,456万円を追加計上するもので、補正後の総額は580億3,906万円となり、前年度同期と比較して6.7%の増となります。  議案第64号から議案第66号までの3件は、老人保健、公共下水道事業及び農業集落排水事業に係る平成19年度の補正予算でございます。3会計合わせた補正額は5億6,544万8,000円で、特別会計全体の予算額は、前年度同期と比較して3.6%の増となります。  議案第49号から議案第54号までの6件は、平成18年度の補正予算でございますが、一般会計及び5つの特別会計について専決処分を行いましたので、議会の承認を求めるものでございます。これは、起債の確定による財源更正や事業費の確定に伴うものが主なもととなっております。  議案第59号及び議案第60号「財産の取得について」は、小学校の教育用コンピュータなどを取得しようとするものであります。  議案第61号「財産の取得について」は、諫早市西部学校給食センターの厨房用備品を取得しようとするものであります。  なお、追加議案として人事案件を予定しております。  以上、総括的に申し述べましたが、詳細につきましては担当部局長から説明をいたします。  何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、私からの総括説明を終わります。 (降壇) 6 ◯議長(中村敏治君)[51頁]  次に、日程第5「報告第8号から報告第15号」までの報告8件を一括議題とし、各報告ごとに市当局の説明を求めます。  まず、報告第8号。 7 ◯副市長(宮本明雄君)[51頁]  報告第8号「財団法人諫早市施設管理公社の経営状況を説明する書類について」、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして御報告申し上げます。  平成18年度決算に関する書類から御説明を申し上げます。  1ページをお開きください。  一般会計事業報告書の1、事業概要でございますが、前年度に引き続き、諫早市から委託または指定管理者の指定を受け、ふれあい施設4施設のほか、全部で13カ所の公共施設の管理と公用バスの運行管理事業などを50名の職員で実施しております。  次に、5ページの一般会計収支計算書について御説明申し上げます。5ページでございます。  まず、収入の部でございますが、決算額の欄をごらんいただきたいと存じます。  主な収入は、2、事業収入でございまして、市からの公共施設等管理受託料2億1,933万5,000円と、公園使用料と表記しておりますが、これはのぞみ公園の施設利用料金でございまして、89万1,911円、これに3、雑収入等を加えました当期収入合計につきましては2億2,078万5,943円でございます。これに前期繰越収支差額1,575万430円を加えますと、収入合計は2億3,653万6,373円でございます。  次に、支出の部の主なものでございますが、1、管理費は事務局職員の人件費と事務経費などでございまして、3,231万2,124円でございます。  6ページをごらんください。  2、事業費は、諫早市からの指定管理者の指定または委託による公共施設等の管理運営業務等に係る経費でございまして、決算総額で1億8,283万3,057円となっております。  これに9、10ページ、下の方でございますけれども、3、敷金・保証金支出と4、特定預金支出を合わせますと、当期支出合計は2億2,052万2,021円でございまして、当期収支差額は26万3,922円となります。これに前期繰越収支差額を加えました次期繰越収支差額は、1,601万4,352円でございます。  11ページの正味財産増減計算書から14、15ページの計算書類に対する注記までにつきましては、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  続きまして、16ページの特別会計事業報告書について御説明申し上げます。  1、事業概要でございますが、通勤者や商店街利用者等の駐車場不足緩和の一環として、市有地を借り受け、職員9名で駐車場事業を実施しております。  17ページをごらんいただきたいと存じます。  特別会計収支計算書につきまして御説明申し上げます。  まず、収入の部でございますが、決算額の欄をごらんいただきたいと存じます。  主な収入は、1、事業収入が4,417万1,520円、その内訳でございますが、市役所構内整理受託料516万1,000円と駐車場使用料3,901万520円でございます。これに2、雑収入を合わせまして、当期収入合計は4,421万8,415円となりまして、前期繰越収支差額を加えますと、収入合計は4,751万3,743円となっております。  次に、支出の部でございますが、1、事業費は、駐車場事業の運営管理に係る経費で、4,141万6,596円でございます。これに2、特定預金支出を合わせまして、当期支出合計は4,462万6,712円で、当期収支差額はマイナス40万8,297円となりまして、前期繰越収支差額を加えますと、次期繰越収支差額は288万7,031円でございます。  18ページの正味財産増減計算書から24ページの貸借対照表総括表までにつきましては、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上をもちまして、決算に関する書類の報告を終わらせていただきます。  続きまして、平成19年度事業の計画に関する書類につきまして、その概略を御説明申し上げます。  白い表紙の分です。  まず、1ページ及び2ページの一般会計事業計画書でございますが、諫早市からの指定管理者の指定を受けた施設は、ごらんのとおり、西諫早ふれあい広場以下8施設となっております。  また、諫早市から事業の委託を受けて行っているものは、公用バスの運行管理業務など6事業となっております。  それでは、3ページの一般会計収支予算書につきまして御説明申し上げます。  まず、収入の部でございますが、主な収入は、2、事業収入3億920万7,000円でございまして、これに3、雑収入等を加えました当期収入合計は3億971万9,000円で、これに前期繰越収支差額を加えますと、収入合計は3億2,573万3,000円を予定しております。  次に、支出の主なものでございますが、1、管理費は事務局職員の人件費と事務経費などでございまして、3,213万7,000円でございます。次に、4ページの事業費は、各施設等の管理業務に係る経費として2億8,294万6,000円を計上しております。これに9ページの3、特定預金支出等を合わせまして、当期支出合計は3億2,573万3,000円となる見込みでございます。  続きまして、10ページの特別会計事業計画書でございますが、平成19年度は、昨年に引き続き6カ所の駐車場事業などを行うものでございます。  11ページをごらんください。  特別会計収支予算書につきまして御説明申し上げます。  まず、収入の部でございますが、1、事業収入として4,500万7,000円を計上しており、これに雑収入を加えました当期収入合計は4,507万2,000円でございます。これに前期繰越収支差額を加えますと、収入合計は4,795万9,000円となる見込みでございます。
     次に、支出の部の主なものでございますが、1、事業費として駐車場の管理運営に係る経費4,413万9,000円を計上しております。これに2、特定預金支出等を合わせまして、当期支出合計は4,795万9,000円を予定しております。  なお、12ページは、平成19年4月18日現在の役員名簿でございますので、御参照をいただければと思います。  以上で、報告第8号の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯議長(中村敏治君)[52頁]  次に、報告第9号。 9 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[52頁]  報告第9号「株式会社県央企画の経営状況を説明する書類について」、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして御報告申し上げます。  平成18年度決算に関する書類の1ページをお開きください。  1ページから3ページにかけては事業報告書でございます。  まず、1の事業概要でございます。  平成18年度からは、諫早市から干拓の里の指定管理者の指定を受け、諫早市民を初め、県内外からの来園者に好感を持たれる施設の管理運営と、あわせて干拓に由来する地域文化の継承及び地場産品の販売等を通じ地域の活性化を図るなど、会社経営の安定化、健全化に向けて努力してまいりました。  次に、2の事業内容でございますが、施設の管理業務として、干拓資料館や水族館、馬事公園、遊戯広場など各主要施設が安全で安心して利用できるように、最善の管理業務に努めてまいりました。  利用促進のための広報宣伝活動として、テレビやラジオ、インターネットなどを利用して年間行事計画やイベント情報など市民の皆様等への周知を行い、また、幼稚園、保育園、小・中学校、子ども会などにも学習遊園施設としての機能を活用していただくよう、積極的な広報活動を展開してまいりました。  集客のかなめと位置づけておりますイベント事業では、5月の大型連休のきんしゃいフェスタを皮切りに、市民還元型の第4回フリーマーケット、春休み、夏休みの子どもたちに合わせた乗馬体験スクール、紙ヒコーキ大会などの体験型イベントや、みんなのうた展、ひいなまつりなどの期間型展示会を展開し、また、今年新たに、諫早の民族の歴史を振り返る、諫早の民族かぶり物・はき物展などの地域文化の継承にも力を入れてまいりました。  農林水産ふるさと自慢市や農業まつりなど、地域団体との連携を図り、関係機関の協力をいただき、地域に密着した干拓の里を目指し、各種イベントを展開し、集客・収入増加に努めました。  そのほか、地元生産者との共同による門前市の開催や個人店舗や法人等のホームページの製作を行いました。また、閉店いたしておりましたレストランも、「のんのこ亭」として名前も装いも新たに7月に開店いたしました。  平成18年度は、特に経費節減に力を注ぎ、事業を実施していく中で経費やイベント内容の見直しを行い、費用対効果を念頭に置き事業に取り組みました。  平成18年度の年間入園者数の目標を13万人に設定し、各種イベントや施設の利用促進を図ったところではありますが、入園者数は12万157人となり、目標には若干届きませんでした。しかしながら、収支におきましては、全従業員が一丸となり、費用対効果を念頭に置いた全面的な経費の見直しにより、経常利益を計上することができました。  3の会社の状況といたしましては、発行株式等、3ページに記載のとおりで、変化はあっておりません。  次に、4ページの貸借対照表でございます。  まず、資産の部で、流動資産の合計が2,941万5,280円、固定資産の合計が1,615万4,973円で、資産の部の合計は4,557万253円となっております。  次に、負債の部で、流動負債の合計が776万5,368円、固定負債が328万5,900円で、負債の部の合計は1,105万1,268円となっております。  純資産の部では、資本金が4,000万円、利益剰余金はマイナス548万1,015円で、純資産の部合計が3,451万8,985円となっており、負債と純資産の部の合計は4,557万253円となっております。  次に、5ページの損益計算書でございます。  まず、営業損益の部でございます。  純売上高については、入場料等の事業収入や門前市収入などを合わせ1億1,028万9,175円、売上原価を差し引いた売上総利益が1億906万4,591円で、販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益が86万1,417円となっております。営業利益に雑収入等の営業外収益を加え、経常利益が146万8,940円となっております。  次に、特別損益の部では、貸倒引当金戻し入れが1万603円となっております。したがって、税引き前の当期純利益は147万9,543円で、法人税及び住民税を差し引いた当期純利益は129万9,543円となり、前期繰越損失マイナス678万558円を合計した当期の繰越利益剰余金はマイナス548万1,015円となりました。  次、6ページは営業明細書、7ページは株主資本等変動計算書、8ページは個別注記表で、9ページは監査報告であり、記載のとおりでございます。  なお、附属明細として、10ページ以下に預貯金の内訳、固定資産明細、出資金内訳、役員名簿、経営状況収支決算書を掲げております。  決算報告は以上でございます。  次に、平成19年度事業計画に関する書類についてであります。  平成19年度の事業計画につきまして、1ページから4ページに記載のとおり、来園者目標を13万人に設定し、集客のための誘致活動に取り組みながら、各種事業を企画、実施するとともに、サービス向上に努めることといたしております。  5ページにつきましては、平成19年度収支予算書でございます。  収入の部では、事業収入や市からの委託金収入、営業外収益等を含めまして、合計1億874万1,000円を計上しております。  支出の部では、人件費、営業経費など、合計1億615万8,000円を計上し、事業収支で258万3,000円の収益を見込んでおります。  以上、簡単でございますが、報告第9号の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 10 ◯議長(中村敏治君)[53頁]  次に、報告第10号。 11 ◯土木部長(早田 寛君)[53頁]  報告第10号「諫早市土地開発公社の経営状況を説明する書類について」、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、別紙のとおり報告するものでございます。  それでは、別冊の緑色の表紙、諫早市土地開発公社の経営状況を説明する書類、平成18年度決算に関する書類をごらんください。  平成18年度決算について御説明申し上げますので、1ページをお開きください。  平成18年度の事業運営につきましては、諫早市及び国の公共事業用地取得等に対応するとともに、公社の設立の目的達成と健全な運営に努めております。  事業の概要でございますが、公有地取得事業としては、諫早市からの依頼により、(仮称)小栗地区ふれあい施設整備用地の取得造成及び委託されている久山港内公有水面埋立事業では、埋立土砂の搬入を今年度でほぼ完了し、護岸工事の一部及び整地工事等を残すのみとなりました。  また、真崎久山線改良用地を取得したことにより、当期増加高は、面積で5,386.06平方メートル、金額で4億5,992万9,179円となりました。  詳細は、10ページの公有用地明細表の当期増加高に記載しております。  次に、公有保有土地の処分につきましては、国道57号森山拡幅用地2,382.72平方メートルを国土交通省に、また、総合運動公園等整備用地、(仮称)小栗地区ふれあい施設整備用地並びに真崎久山線改良用地の一部を諫早市へ引き渡しました。  合わせて処分面積で10万1,975.56平方メートル、処分額35億3,131万388円で売却しております。  次に、土地造成事業としましては、これまで保有しておりました青葉台住宅用地を競売により処分いたしました。詳細は、11ページの完成土地等明細表に記載しております。  次に、附帯等事業といたしましては、保有土地の賃貸借を行っており、諫早湾干拓事務所ほか6件で、その事業収益は2,037万800円となっております。6件の内訳は、15ページの事業収益明細表の中段、附帯等事業収益に記載しております。  次のあっせん等事業としましては、県央県南広域環境組合の依頼により市道の積算業務を2路線行い、169万3,125円の事業収益を計上いたしております。詳細は、15ページの事業収益明細表の下段、あっせん等事業収益に記載しております。  次に、その他としましては、諫早流通産業団地用地に対する利子補給補助金2,600万円の助成を諫早市より受け、また、諫早市へ公社職員4名の派遣を行い、3,720万4,514円の公社人件費を軽減したところであります。  次に、決算の概要でございますが、まず、4ページの平成18年度諫早市土地開発公社損益計算書をごらんください。  平成18年度の経営状況は、事業収益が、先ほど説明いたしました公有地取得事業収益、土地造成事業収益、附帯等事業収益、あっせん等事業収益、諫早流通産業団地用地に対する利子補給補助金2,600万円を事業収益に計上し、合計36億6,438万4,313円となっております。  これに対する事業原価では、公有地取得事業原価35億2,895万9,342円、土地造成事業原価8,324万5,373円、あっせん等事業原価で152万3,811円、合計36億1,372万8,526円となっております。この各事業原価の詳細につきましては、16ページの事業原価明細表に記載しております。  事業収益から事業原価を差し引いた5,065万5,787円が事業総利益となり、これから8ページの販売費及び管理費の内訳書のうち損益勘定分の合計3,532万4,737円を差し引いた1,533万1,050円が事業利益となっております。  また、事業外収益としては、預金に対する利息、公社事務室の一部を長崎県南部広域水道企業団へ貸し出すなどの雑収益の合計270万836円を加え、事業外費用として青葉台住宅用地の支払い利息16万9,966円を差し引いた1,786万1,920円が計上利益となっております。  これに特別利益として、14ページ下段の引当金明細表の特別修繕引当金を引当金設置目的が達成されたことから2,853万2,661円を取り崩し、特別利益として計上し、特別損失として事業収益に計上しております諫早流通産業団地用地に対する利子補給補助金2,600万円の同額を公有用地圧縮損として損失計上しております。よって、当期純利益として2,039万4,581円となりました。  なお、当期純利益の額を3ページの前期繰越準備金に加えた当期準備金は、6億8,343万7,473円となっております。  以上、損益計算書により決算の概要を説明いたしましたが、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書を初め、詳細な関係資料をそれぞれ添付いたしております。  なお、キャッシュ・フローの計算書の金額については、貸借対照表、損益計算書の金額と必ずしも一致いたしておりません。これは現金として支出する必要のない減価償却費や引当金などは除外し、前年度分の未払い金の支出や未収金の回収など、当該年度の現金の流れを示すものでありますが、前後の年度とのかかわりがあり、他の諸表の金額とは必ずしも一致しませんので、御理解をお願い申し上げます。  なお、決算事務監査については、7ページの記載のとおりであります。  決算報告については以上でございます。  次に、平成19年度事業の計画に関する書類につきまして御説明を申し上げます。  白い表紙の1ページをお開きください。  事業計画でございますが、公有地取得事業の取得、造成として、久山港内公有水面埋立事業ほか3件、合計で3万5,136平方メートル、事業費7億7,058万4,000円、詳細は11ページの事業計画明細表の上段に記載しております。  次に、保有土地の処分につきましては、国道57号森山拡幅用地ほか8件、合計で5万9,628平方メートル、処分額17億666万円を予定しております。詳細は、11ページの事業計画明細書の中段に記載しております。  次に、附帯等事業としまして、保有土地の賃貸借を行っており、西里用地を諫早湾干拓事務所に賃貸ほか1件で、その事業収益は1,300万円を見込んでおります。内訳は、11ページの事業計画明細書の下段に記載しております。  次に、あっせん等事業として、田結港内埋立場土砂搬入管理業務を諫早市から受託しております。受託費は4,800万円です。  次に、2ページをごらんいただきたいと存じます。  平成19年度の予算でございますが、収入といたしまして、第1款事業収益が、先ほど説明した公有地取得事業収益、附帯等事業収益、あっせん等事業収益、昨年度に引き続き諫早流通産業団地用地に対する利子補給補助金2,645万1,000円を事業収益に計上し、合計17億9,411万1,000円でございます。  次に、事業外収益として、預金に対する利息、公社事務室の一部を長崎県南部広域水道企業団へ貸し出すなどの雑収益の合計265万円を加え、収入合計は17億9,676万1,000円となっております。  次に、支出でございますが、1款事業原価17億5,016万2,000円を見込んでおります。内訳は、11ページの事業計画明細書に記載しております。  第2款販売費及び管理費は、10ページの内訳書の金額の合計のうち損益勘定支弁額1,783万5,000円、第3款事業外費用として支払い利息31万3,000円、第4款特別損失として2,645万1,000円を公有用地圧縮損として計上、第5款予備費200万円を計上し、支出合計は17億9,676万1,000円で、収益的収入と支出の差し引きはゼロ円を予定いたしております。  次に、3ページをお開きください。  資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入額を8億7,350万円、資本的支出額を26億1,570万6,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額17億4,220万6,000円は、当年度分損益勘定留保資金の公有地取得事業原価などで補てんしようとするものでございます。  資本的収入は全額借入金で、第4条で借入金の限度額を140億円に定めるものでございます。  なお、4ページ以降につきましては、説明を省略させていただきます。  以上、簡単でございますが、報告第10号の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 12 ◯議長(中村敏治君)[55頁]  次に、報告第11号。 13 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[55頁]  報告第11号「財団法人諫早市小長井振興公社の経営状況を説明する書類について」、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして御報告を申し上げます。  まず、1ページの平成18年度事業報告書から御説明いたします。  事業実施概要でございますが、山茶花高原ピクニックパーク及びハーブ園管理運営事業と観光宣伝事業、イベント開催が主な事業でございます。来園者の皆様たちに楽しく、気持ちよく過ごしていただくため、施設の管理運営に努め、年間を通しての各種イベントを行ってまいりました。  18年度の入園者総数は13万2,000人ほどでございますが、前年と比較しまして約31%の減となったところでございます。この要因は、5月や9月から10月の行楽シーズンに天候に恵まれなかったことにより、予定されていた遠足等の中止などにより入園者数が大幅に減少いたしたところでございます。改めて、屋外施設の運営が天候に左右されるということを感じているところでございます。  しかしながら、このような状況において少しでも集客を図るためと光熱水費などの経費節減を図るため、冬季の利用者が少ないハーブ園レストランを12月から3月まで休止し、かわって駐車場横の物産販売所内に山茶花茶屋を設置し、とろろ汁やフライドポテトなどの持ち帰り商品の販売を行ったところ好評でありまして、あわせて経費節減も図られたところでございます。  施設の管理運営につきましては、18年度から指定管理者として受託したことから、市と密接に連携を図りながら施設の維持保全に努め、一層の経費節減に努めているところでございます。  次に、2ページをお開きください。  共催事業といたしまして、入園者数の増加を図るよう3事業を共催してまいりました。  次に、平成18年度収支決算書について御説明いたします。  3ページをお開き願います。  まず、収入の部でございますが、予算では、17年度につきましては入園者数が増加した関係で、少し強めの予算を計上いたしておりましたが、先ほど説明しましたように、天候等の不良により入園者数が減少し、収入がかなり減少いたしております。  各決算収入は、受託事業収入として市からの委託料が3,150万円、次に事業収入として公園施設使用料、これは各種遊具等の使用料でございますが、2,100万1,900円でございます。  次に、収益事業収入といたしまして、主にハーブ園の入場料、物品販売などの収入で2,829万7,394円でございます。  また、その他事業として自動販売機手数料などが181万708円で、当期収入合計は8,261万2円で、前期繰越収支差額3,210万5,565円を加えた収入決算額は1億1,471万5,567円となっております。  続きまして、4ページをお開きください。  支出の部でございますが、同じく科目決算額について御説明いたします。  事業費でございますが、職員の給料、臨時雇用賃金、社会保険料等の法定福利費、光熱水費、仕入れ費、保守委託料、租税公課等で、支出合計額は8,861万5,484円でございます。  その他役員手当50万4,000円を加え、当期支出合計8,911万9,484円となり、収入総額1億1,471万5,567円から支出総額8,911万9,484円を差し引いた2,559万6,083円が翌年度への繰越金となります。
     次に、5ページの貸借対照表について御説明いたします。  まず、資産の部でございますが、流動資産につきまして、記載内容のとおり、合計3,280万2,306円でございます。  次に、負債の部でございますが、流動負債につきましては、記載内容のとおり、合計420万6,223円でございます。  次に、資本の部でございますが、当期末処分利益は2,559万6,083円となっておりますが、当期利益はマイナスの650万9,482円となっております。  このことにつきましては、先ほど説明いたしましたが、入園者数等の減によりまして収入がかなり減少しています。その減少に対応しまして、支出につきまして、職員の退職による補充をしなかったり、パート数を減らしたりするなど、全般的に極力経費節減に努めてまいりましたが、結果的にはこういう結果となっております。  資産の部、計は3,280万2,306円で、負債資本の部も同じく3,280万2,306円となっております。  なお、6ページには損益計算書、7ページに販売費及び一般管理費の内訳を、8ページに正味財産増減計算書を、9ページに財産目録を掲載し、附属資料として監査報告と役員名簿を添付いたしておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  次に、平成19年度事業計画書に関する書類について御説明をいたします。  1ページの平成19年度事業実施計画でございますが、山茶花高原ピクニックパーク及びハーブ園の指定管理者として、施設の管理と有効活用による健全な運営に努めてまいります。事業運営につきましては、利用者の安全確保のため施設の維持管理に努め、一層のサービス向上に努めてまいります。  集客対策といたしましては、各種イベントの開催、テレビやラジオ、折り込みを利用した宣伝と事業所や各団体に直接交渉をするなど、利用の推進を図りたいと思っております。  次に、3ページの収支予算書でございます。  収入の部で、受託事業収入でございますが、山茶花高原ピクニックパークの施設利用料を2,779万9,000円、ハーブ園の入場料等の収益事業収入を3,342万6,000円とし、事業収入合計を6,120万5,000円計上いたしております。  自動販売機、公衆電話等の手数料をその他の事業収入といたしまして159万1,000円、市からの受託事業収入3,500万円を合計し、当期収入合計9,779万6,000円の予算となります。この当期収入合計9,779万6,000円に前期繰越収支差額2,600万7,000円を加え、1億2,380万3,000円の収入合計といたしております。  支出の部といたしまして、事業費の職員人件費、光熱水費、仕入れ費、保守委託料など9,628万3,000円と管理費といたしまして役員手当の55万8,000円の合計9,684万1,000円を計上いたしております。  19年度は、公園の安全管理に努め、団体の取り込みなどの集客及び入園者のサービス向上に努力するとともに、さらなる経費節減など経営努力をいたしてまいります。  以上、簡単ですけど、報告第11号の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 14 ◯議長(中村敏治君)[57頁]  しばらく休憩いたします。                 午前10時59分 休憩                 午前11時12分 再開 15 ◯議長(中村敏治君)[57頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、報告第12号。 16 ◯財務部長(馬場康明君)[57頁]  報告第12号「繰越明許費について」御説明申し上げます。  平成18年度諫早市一般会計予算につきまして、地方自治法第213条第1項の規定により、歳出予算の経費を繰り越しましたので、同法施行令第146条第2項の規定に基づき御報告申し上げます。  1ページ、別紙の繰越計算書をお開き願います。  8款農林水産費から14款災害復旧費まで29件の事業を翌年度へ繰り越すものでございます。事業費総額で15億8,065万1,126円となり、各事業ごとに繰越額及びその財源の内訳を記載いたしております。  なお、土木費の天満目代線排水路整備事業及び県営海岸保全施設整備事業並びに都市整備費の堀の内公園整備事業につきましては、繰越明許費を計上いたしておりましたが、年度内に事業が完了したものでございます。  繰り越しの理由につきましては、2ページに記載いたしておりますが、主な内容といたしまして、まず県営事業の繰り越しに伴うもの、これが12件、約1億4,490万円、その他用地取得等に不測の日数を要したものなどが17件、約14億3,570万円となっているところでございます。  以上、繰越明許費についての報告を終わらせていただきます。よろしく御了承いただきますようお願い申し上げます。 17 ◯議長(中村敏治君)[57頁]  次に、報告第13号及び報告第14号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 18 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[57頁]  それでは、報告第13号及び報告第14号につきまして御説明申し上げます。  まず、報告第13号「繰越明許費について」でございます。  平成18年度諫早市公共下水道事業特別会計予算につきまして、地方自治法第213条第1項の規定に基づき歳出予算の経費の繰り越しをいたしましたので、同法施行令第146条第2項の規定によりまして、別紙のとおり報告するものでございます。  1ページをお開きください。  平成18年度繰越明許費繰越計算書でございますが、公共下水道事業費につきまして4億8,323万1,550円を翌年度に繰り越したものでございます。  繰り越しの理由につきましては記載のとおりでございます。  次に、報告第14号「繰越明許費について」を御説明申し上げます。  平成18年度諫早市農業集落排水事業特別会計予算につきまして、地方自治法第213条第1項の規定に基づき歳出予算の経費の繰り越しをいたしましたので、同法施行令第146条第2項の規定によりまして、別紙のとおり報告するものでございます。  1ページをお開きください。  平成18年度繰越明許費繰越計算書でございますが、農業集落排水事業費につきまして3億9,728万5,000円を翌年度に繰り越したものでございます。  繰り越しの理由につきましては記載のとおりでございます。  以上で、繰越明許費の説明を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 19 ◯議長(中村敏治君)[57頁]  次に、報告第15号。 20 ◯水道局長(早田征史君)[57頁]  それでは、報告第15号「平成18年度諫早市水道事業会計予算繰越額の使用に関する計画について」御説明を申し上げます。  平成18年度諫早市水道事業会計予算に定めております建設改良費の一部を、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づきまして平成19年度に繰り越しましたので、別紙のとおり御報告するものでございます。  次のページの平成18年度諫早市水道事業会計予算繰越計算書をごらんいただきたいと存じます。  各事業ごとの繰越額及び理由につきましては記載のとおりでございます。合計12件の事業でございまして、繰越総額は9,361万5,000円でございます。  以上で報告を終わらせていただきます。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 21 ◯議長(中村敏治君)[58頁]  これより各報告ごとに質疑に入ります。  まず、報告第8号「財団法人諫早市施設管理公社の経営状況を説明する書類について」に対する質疑に入ります。 22 ◯牟田 央君[58頁]  施設管理公社の今度理事長が変わられたわけですが、よく市民から話を聞くのが、「次々市役所の退職者が理事長になっていく」と、「これはどうしたことなのか」という質問が、常に市民から私に寄せられております。それはどうしてなんですかっていうことが、まず第1点ですね。  それから、報告書の17ページなんですが、予算額においてはマイナス329万5,000円であったものが40万8,297円というぐあいに、これは特別会計の分なんですが、記載をされております。その理由、マイナスが減ったからいいようなもんの、それはどうしてかというところですね。  それから、一般会計の中でですね、一般会計を見るとですよ、ずうっとお金がたまっていくような格好なんですね、6,500万とか。まあ、基本財産は500万ですか、それからずうっとたまっていく。6,500万、まあ今正味財産が6,500万ぐらいと記載されていますよね。  じゃあ、それを多分去年も言ったと思うんですが、それを一体どうするのと、ね。どんどんためていくという事なのか。じゃあ、その財団法人施設管理公社というのは何を目指してるのかというところの、まず根本的な説明を再度してください。 23 ◯副市長(宮本明雄君)[58頁]  まず、理事長の件でございますけれども、理事長につきましては、現在、この4月ですか、交代をいたしまして、現在は前企画振興部長が理事長ということに、ここの名簿にございますように理事会の中で承認をされたと。それで、その職についてられるということでございます。  まず、施設管理公社でございますから、この法人がどういう性格の法人かと申しますと、全額市が出資をしている法人でございます。市のもともとの設立の趣旨と申しますのは、市が運営なり作成をした公の施設といいますか、そういう施設等につきまして、その効率的な運営を図るという意味におきまして施設管理公社をつくるということでできておりますけれども、そういうことで、市と一体となって運営をした方がよりよく運営ができるであろうということで、市のOBが歴代施設管理公社の理事長になっているというものでございます。  それから、予算と決算、17ページとおっしゃいましたので、これは特別会計の分の予算と決算ということになるというふうに思いますが、決算が減少しているのはどういうことかということでございますけれども、一般会計と特別会計というものがございまして、一般会計が各施設、たくさんございますけれども、この施設の管理の方を一般会計で行っております。  それで、特別会計っていうのは、どちらかというと収益事業的なものでございまして、民法法人の収益事業的なものでございまして、ここで駐車場事業を行っております。  昨今、この周辺にも、諫早市の周辺にも駐車場がたくさんできまして、また、近く、私たちが補助をいたしましたアエル1ですか、そこにも無料駐車場等もできているということもありまして、駐車場の収益、これは大きく減少をしてきております。利用台数も少なくなってきております。  例えば、この近くはアエル1ですけれども、駅前になりますと駅の南側駐車場というのがございまして、これが西友の前に位置をしております。それも西友の方で無料駐車時間があるということもありまして、利用台数が減少をしてきていると。  これに対応して、昔は、利用台数が多い時代には有人化で運営をしておりましたけれども、今はコイン方式というんでしょうか、マイコン方式のゲート方式というもので運営をして人件費を削減をしているということでございますけれども、ここの予算額を見ますと、どうしても減少傾向にあるというところでございます。  それから、運転資金、これは特別会計と一般会計を合わせましても、たしか事業運転資金だけで1億316万3,000円ですか、合計をいたしますとですね。そのほかにも、そういう退職引当金とかありますけれども、事業運転の引当金というものが1億円を超すような額になってきたということでございます。  この経過がございまして、昔は、60歳以上だったですか65歳以上だったですかその人を雇用すれば、それだけの支援を国から受けられたという時代に、この事業運転資金というのを積み立てていったわけですけれども、このところは800万円とか500万円とかの増加になっているという状況でございまして、これが適切なのはどれくらいなのかという範囲が非常にないもんですから。  ただ、予算額を見ていただきますと、3億円ぐらいの事業を行っているということになりまして、その中で事業運転資金の積み立てが1億円近くあると。それから、資産の状況を見ていただきますと、総括表が後ろの方についておりますけれども、総括の資産の状況で言いますと1億6,000万円ぐらいですか、24ページになりますけれども。  資産全体としてはそれぐらいを持っているということでございますけれども、この財団法人というのは、もともと商法法人ではございませんので、その適切な運営をしていく上で必要な資金を、資産を留保するという考え方でございまして、商法法人みたいに一定の利潤が上がれば株主の配当をするとか、そういうものではございませんですから、その利潤が一定規模、十分にその規模として運営ができると。  まあ、欠損を起こすこともあるでしょうから、そういうことが起こっても一定耐え切るという部分がどの程度なのかっていうのは、非常に難しい問題でございますけれども、今からこうぼんぼん積み立てていくような時代じゃなかろうというふうには思っているところでございます。  以上です。 24 ◯牟田 央君[59頁]  特別会計のところで、周り今駐車場、有料駐車場があるわけですよね。ある市民の方は、「市役所の駐車場は無料にすべきだ」という論者もいらっしゃいますよね。  やっぱりね、市役所の駐車場が1時間80円ですか。前の駐車場が100円ですかね。多分、差額があると思うんですよね。そこにある程度収益があれば、当然市役所の駐車場は下げるべきだと思うんですね。本来、よその市役所に行くと、市役所の駐車場は無料のところもありますよね。  だから、今、中心商店街がこれだけ購買力がないというのは、先日若いお母さん方に話を聞いたら、駐車場にぶらっととにかくその若いお母さん方は見に行くそうなんですよ。「買い物するかどうかわからんと」って、「気に入ったら買うけれども、気に入らんでもぶらっとしたかとばってん、ぶらっとする後、駐車料金を払わんばいかんもんね」と。ただ、今アエルには無料駐車場があるんですが。  そこの方面の若いお母さん方は、ぶらっとしても駐車場料金を払わんばいかんという考え方をお持ちの方の話を聞くと、やっぱり駐車料金は下げた方がいい。むしろ無料にしてもいいんじゃないかなという思いを私はこのごろ強くしとるんですが、そこらはどうですか。 25 ◯副市長(宮本明雄君)[59頁]  市役所の前の駐車場、これ土・日ですね、土・日有料駐車場として施設管理公社が30分80円で運営をしてるという状況でございます。  その当時、土・日ですね、商店街の方からだったと思いますけれども、そういう開放といいますか、駐車場が足らないという時期に、そういう有料で一定の土曜・日曜に利用できないかというようなお話があったというふうに理解をしておりますけれども、そういうことで土・日に運営をしたと。  通常、役所の駐車場が土・日でも開放、まあ有料であっても開放されるというのは余りないと思いますけれども、諫早市は、そういう意味では先鞭といいますか、先駆者でございまして、商店街に近いという地の利もございますけれども、そういうことで開放をしてきたと。30分で80円ということになっております。  これも、最近では非常に利用者が一時期に比べると非常に少なくなりました。これは、アエル1のことも先ほど申し上げましたけれども、近くにも同様の駐車場があると。  料金をただにということなんですけれども、このほかの駐車場を経営されている民間の方との兼ね合い等もございまして、当時このようなことで御理解を賜っているようでございまして、私どもの意思だけでそのようなことを決めるということはちょっといかがかなというふうに思っているところでございまして。アエル1につきましても、無料駐車の時間が1時間半に伸びましたけれども、これも一定近くの駐車場の方々の御理解を得て、そういうふうにされているというふうに聞いておりますので、その辺については今後の課題というふうにとらえていきたいというふうに思います。  それから、この土曜・日曜の駐車場の問題と通常の7人ほどで駐車場管理をしていただいておりますけれども、そういうこととも関連をいたしますので、この辺については今後の検討課題かなというふうに思っております。  以上です。 26 ◯牟田 央君[60頁]  駐車場といえば、図書館には100台の駐車場があるわけですね。これは無料駐車場ですよね。地下2階、多額の金を使いながら図書館ができた、もとですよね、あそこの駐車場ね。  それで、土曜・日曜、駐車場に入れて、あそこから買い物に行かれる方も、恐らく何人かはいらっしゃるでしょう。そうすると、まあ図書館は読書するので恐らくただ、無料、当然だろうと思うんですが、じゃあ図書館の100台の駐車場は、そのまま無料でいいのかということも、私は考える必要があろうかと思うんですよ。  1時間、2時間、3時間、4時間、一切管理がなく何時間も、図書館に行くということで駐車をされて、そしていろんな買い物をされるなら、まあ、歓迎すべきところもあるんですが、じゃあ今、副市長が話の中でバランスの問題が出てきたら、そこはどういうぐあいに考えるんですかというところなんです。 27 ◯副市長(宮本明雄君)[60頁]  図書館と庁舎はちょっと違うと思っているんですね。図書館は、土・日開館をしているわけですね。市役所は、基本的には土・日は閉庁です。  ですから、図書館で土・日・祝祭日等で本を閲覧なり、借りに行かれる方が、まあ勉強もあるでしょうし、そこの駐車場を利用するという目的でございまして、図書館の駐車場が足らないときには、本館側じゃなくて別館側の駐車場に図書館の利用者も入っていると。  で、その合間に食事に行かれたり、お買い物をちょっとされたりというのは、本来の目的からすればいかがなものかとは思いますけれども、目に余るものは当然ながら注意を喚起するということをやっているはずでございますけれども、それはもう平日の庁舎も一緒ですね。庁舎も一緒で、そういうことは、目に余るものは注意をするということになりますけれども、ちょっとだけ離れるとかいうことはあってもよろしいんじゃないかなと、そう厳しくしなくてもいいんじゃないかなというような考えもありまして、現在のような管理運営体制になっているというところでございます。  以上です。 28 ◯石場照喜君[60頁]
     報告第8号でお尋ねをしますが、この歳出決算の算定基準でですけども、6ページとか7ページを見ますと、予算、決算の差異がゼロですよね。だから、私の勉強不足かなと思っておりますが、そういったところで、この決算額を規準にこの予算額を計上するのかどうか、採算方式なのか、そこら辺が勉強不足でわかりませんが、お尋ねをしたいと思います。 29 ◯副市長(宮本明雄君)[60頁]  昨年、そういうゼロになっているのは、ことしは6ページの諫早市体育館管理事業ですか、これがゼロになっておりまして、昨年これが多かったんですね。全く同様の質問をたくさんいただきましたけれども。  これは一つの課が、例えば体育保健課が幾つもの施設を持っています。幾つもの施設を持っていまして、このゼロというものはあり得ないんじゃないかというようなお話だろうと思うんですけれども、その中でそれぞれいろいろ流用といいますか、これには出てきませんけれども流用をされているということもありまして、この前、私、理事会でも申し上げたんですけれども、このそれぞれに施設ごとに、参考資料ではよろしいのかもしれないけれども、それぞれにこういう決算を出さんといかんのかどうか。経営を明らかにするということが目的でございまして、こういうふうな形が正解なのかどうかというのは、ちょっと意見を申し上げてきました。  そうしませんと、これは流用とか何とかがあっているんですけれども、それが明確に出てこないし、こういう会計基準というのはあります。会計基準はありまして、会計基準どおりやっているんですけれども、ここまで求めているのかどうかということもありまして、先日の理事会の中でちょっと問題を提起をして、かえって見にくいというのもありましてですね。これは5ページとか6ページに歳入がありまして、10何ページですか、3ページぐらいおいてから歳出の合計がわかるということになっておりまして、非常に見にくいですよね。  ですから、そういう意味においては、できれば基準に合致している中で、できれば改善が必要かなということを思っておりまして、この体育館の分については、その同じ課から発注した幾つかの施設、発注といいますか委託をしている幾つかの施設をですね、足らない分についてはそこから持ってきているということでございますので、そういうふうに御理解を賜りたいなというふうに思っております。 30 ◯石場照喜君[61頁]  大体、普通この予算を立てて、決算をするということですよね。これを見た限りで申しますとね、この予算というのは、端数の5円か3円かまで載ってますよね。だから、そういうことはあり得んなあと、こう思ったりもしているんですよね。  だから、決算を予算に変えてしまうということなんで、ちょうど言っておられるようにね、これから少し変えていかれるのかなあとも思うんですけど、私どもからしますとですね、努力の目標というのがここに出てきませんよね。ですから、そこら辺から言うと、予算を基本にしてもらって、決算で、そういった目標をね、いいか悪いかっていうことが出てくるんじゃないかなあと、こう思ってるんですけど、どうぞひとつ。 31 ◯副市長(宮本明雄君)[61頁]  先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、これは確かに、ここの部分だけ見れば、そういうふうに決算額に予算額を合わせてあるように見えます。で、全体としてみれば、そうじゃございませんでですね。  ですから、先ほど申し上げましたように、個々にそういうふうに掲載をいたしますと、そういう誤解を受けることがあるんじゃなかろうかということで、今の財団法人の会計基準の中でもう少しわかりやすい方法はないだろうかという意見具申を理事会で申し上げましたということでございまして、ここは確かにそのようになっておりまして。  ただ、よそからどれだけ持ってきたというものも、例えば修繕料っていうのは、例えば幾つかの施設があれば、それを全体としてどっかに計上をするというわけにはいかなくて、一定率をそこの体育館なら体育館に計上をすると、5%なら5%を計上をするというお話になりまして、それが足らないときには全部補正をするのかということにはならないだろうと。同種のものでございますから、そこから、よその施設から流用をしてくるということになるんだろうというふうに思っておりまして、その辺については十分理解をいたしておりますので、いい方法があるかどうかはちょっとわかりませんけれども、検討をさせているという状況でございます。 32 ◯相浦喜代子君[61頁]  資料で言いますと、まず収支計算書で西諫早ふれあい広場の部分と、それから多良見のぞみ会館管理の部分でお尋ねをいたします。  まず、西諫早ふれあい広場の部分なんですが、水道光熱費、この6ページを見ますと、18年度収支計算書でいきますと、予算に比べると193万6,961円差が出ておりまして、これは一般質問の中にも出てました浴場の閉鎖等があった部分ではないかなあというふうに私は理解しておりますが、それでいいのかどうかと。  それと、19年度の予算の方でこの西諫早ふれあいを見ますと、水道光熱費は予算額660万円、前年度は700万円で、若干40万円ほど下げているということにはなっているんですが、ここからいくと浴場の方の閉鎖はまたもとに戻ったのかということが推測されるんですが、しかしながら燃料費等がアップしてきておりますので、そこら辺を踏まえて、プールの部分の水道光熱費が上がるということで、19年度の部分は、若干減ってはいるけれども、これは大体プールの部分の水道光熱費となるのか。その浴場の関係も含めて、まずはこの西諫早ふれあい広場についてお尋ねいたします。 33 ◯副市長(宮本明雄君)[61頁]  御心配をかけております西諫早ふれあい広場の浴場でございますけれども、修理に入っておりまして、やっと部品といいますか、モーターを交換する必要があるんだそうですけれども、このモーターが少し古い型らしくて、やっと手に入ったということで聞いておりまして、6月19日に再開をする予定が、今工事中でございまして、はっきりとは申し上げられませんけれども、今の予定では、月曜日が閉館日でございますから、翌火曜日から開設をしたいということで聞いておるところでございます。  そういうこともありまして、今もう私が答弁すべきことを議員がおっしゃいましたので、そういう兼ね合いがあって、こういうふうな予算と決算になっているというところでございます。  以上です。 34 ◯相浦喜代子君[62頁]  修理が始まって、19年度予算に、この中に入っているのかと思ったんですけど、修繕費等にはそのまんま、現年度も、それから前年度の部分も、金額が一緒だったもんですから、あえてお尋ねをさせていただきました。  あともう一つ、この多良見ののぞみ会館の部分なんですが、先に18年度分の収支報告書、9ページを見ると、これは大体予算、決算がほとんど変わらない。今、20万円ほど差額がありますけど、これは大体年間部分でいくと納得のいく数字なんですが、19年度の予算でこの光熱水費を見ますと、186万7,000円ほどアップした状態で、850万円の予算が上げられております。  ここののぞみ会館だけ見ますと、何か管理のプラスになった部分があるのか、全体的にのぞみ会館に関しては事業費がアップしているんですね。この水道光熱費だけではなく、全体的に見ますと人件費も含めてアップしておりますので、何か管理の部分にプラスされている分があるのか、人件費その他ふえている分があるのかお尋ねいたします。 35 ◯副市長(宮本明雄君)[62頁]  のぞみ会館は、条例で指定管理者にお願いをいたしました。前は、のぞみ会館とあの公園部分ですね、これは分離されておりましたけれども、指定管理者の導入に伴いまして、18年7月1日からだったでしょうか、指定管理者ということで一括して発注になって、委託になったということですかね、指定管理者になったということもありまして、その部分が増加をしているということでございます。  以上です。 36 ◯中野太陽君[62頁]  22ページについてお聞きいたします。  これは経営状況の説明の決算に関する書類ですけれども、監査の件で、2人おられますけれども、両名とも監事の中にも、役員の名簿の中にもあります諫早市の職員となっております。  こちらについても、先ほどの理事長の選任と同じように、この役員の会議で決定されたのかどうかと、身内の監事を身内がするというのも、何かこう問題が出てきやしないかなというような憶測もありますけれども、その点の2つについてお聞かせください。 37 ◯副市長(宮本明雄君)[62頁]  先ほど申し上げましたけれども、諫早市が全額出資で設立をした団体であるということで、市民の皆様が利用していただく管理のためにある施設管理公社でございますから、理事には各種の団体の方から御推薦をいただいてっていうこともありますけれども、この監事っていうのは、確かに市の職員が2人、財務部長と会計管理者が就任をしていると。  この監事の指名につきましては、市長が定款で行うように、理事もそうですけれどもなっておりまして、理事会の中で理事長は互選により選出をされるということになっておりまして、他意はございませんし、こういう会計の方式に精通している者がなった方がよろしいんじゃないかということで、こういうことになっているということでございます。 38 ◯議長(中村敏治君)[62頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 39 ◯議長(中村敏治君)[62頁]  ほかになければ、これをもって報告第8号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第9号「株式会社県央企画の経営状況を説明する書類について」に対する質疑に入ります。 40 ◯城田拓治君[62頁]  これは3ページの方の19年度の欄ですかね、そこに詳しく書いてあるもんですから、そこでお尋ねをいたします。  干拓の里は、もう経過から12年たっている状況の中にあるんですけども、その中で、2ページの方に、干拓の里は条例上の問題と学習遊園施設ということで、という文が書いてあります。  そこで、自主事業の関係でですね、預託馬事業の関係で、一つは1カ月単位で有料で預かりっていう文が書いています。この有料は幾らなのかという部分と、何頭預かっているのか、あわせて収入と維持費、どのぐらいかかっているのか、とりあえずそこだけ、一つだけお尋ねをいたします。 41 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[63頁]  今御質問の件につきましては、ちょっと手元資料がございませんで、恐れ入りますけれども、後もって答えさせていただければと思います。済みません。 42 ◯城田拓治君[63頁]  それから、のんのこ亭の営業委託収入っていうのは、基本的な問題ですけども、これ月20万円っていうことが基本的になっているのか。多分そうだろうと思うんですが、そのあたりが一つ。  それから、干拓の里ですから、先ほど言いました設置目的の中でですよ、「諫早の干拓とか干潟等に由来する地域文化の継承及び地域の特性を生かした産業の育成を図り」云々ともって、「温かく美しい」という書き方しているもんですから、その中での水族館の位置づけの関係なんですけれども。  当然、干潟の関係ですね、魚介類、そういう分野で大事な資料館も含めてでしょうけども、水族館の魚介類の問題がですよ、ただ40万円という予算があるんですけども、そのあたりについては余り大事にされとらんなという思いがね。もう、本当に設置目的の中からすれば、もっとここも大事に、もういわゆる干潟の中で生物の問題も含めて、もう少し充実させねばいかんちゃなかろうかって思いがあるもんですから、そのあたりについてどうお考えなのかお尋ねします。 43 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[63頁]  まず、第1点目ののんのこ亭の収入の関係なんですけれども、これは1カ月20万円ということで、7月からの営業をしていただきましたので、9カ月間の分の収入ということでございます。  それから、水族館の関係でございますけれども、これは非常に干拓の里にとっては非常に重要な施設のうちの一つでございます。それで、本明川から有明海までの、有明海の魚っていいますか、川の魚とか、有明海に生息をする魚とか、そういったものについての展示をしておるわけですけれども、この施設については、やはり地域の特性といいますか、諫早市の特性というもので、そういう生物のそういう水産物の方から見た、そういったもので、貴重な資料ということでも考えておりますので、御利用いただければ、見学をしていただければと、私どもは非常に希望しておるところでございます。 44 ◯村川喜信君[63頁]  18年度の事業報告ということでお尋ねしたいんですけど、この報告書の2ページ、イベントのところなんですけど、障害者支援を目的の一つと。そのことで、自動車の新車展示会というような記載があるんですけど、その障害者支援の目的、どういったことを目的とされたのか、また内容はどうだったのか。で、開催することによって、効果をどのように考えておられるのか。  それと、あと19年度に関しましては、事業計画の中で障害者支援ということをどのようにとらえていらっしゃるのか、お尋ねします。 45 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[63頁]  お尋ねの2ページのところでの18年度の事業報告の中なんですけれども、今回、18年度新たに干拓の里において県央企画が取り組みました事業でございまして、新車の展示会ということでございまして、その中に障害者の方が使える自動車というものの展示をして、そういう障害者の方に関しての理解であるとか、そういう思いやりであるとかいうものの教育的な観点もありまして、自動車展示会の中で特に障害者の方の課題といいますか、そういう自動車の問題も展示をしまして、障害者支援に資すればというような思いで、県央企画の方で計画をされたものでございます。  以上です。  19年度につきましても、やはり障害者の方に対する思いは、それは同じでございまして、同じような観点から対応していくということでございます。 46 ◯村川喜信君[63頁]  その障害者に適した車両の展示と、御案内ということだろうと思うんですけど、その効果はどうだったんでしょうか。障害者の方々、どれぐらいの人が参加されたのか。そこら辺の周知とかはどのようにされたのか。その中でどういった理解を得られたのか。そこら辺をどのように報告あってますでしょうか。 47 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[63頁]  今、お尋ねの件については、細かな報告といいますか、そういうのは受けておりませんけれども、18年度の事業実施については、特に障害者の方の関連をよく取り込んで事業計画を立てたということで、効果につきましては、分析といいますか、そういったものも会社の方としてはしていかなければならないことであり、また事業の実施の方法等についてもよく振り返りながら、今後のまた事業計画に生かしていくということでございまして、何名参加されたのかということについては、私は今手元に資料を持ち合わせておりませんので、御了承願いたいと思います。 48 ◯村川喜信君[64頁]  今、社会的関心っていうんでしょうか、障害者に対してのことが大変クローズアップされておるときでありますので、障害者支援ということを目的に考えてイベントを組まれるんであったら、やはりそういった方々の視線に立って事業を展開しなければいけないんじゃないかなと思いますので、どういった効果があったのか、そこら辺までちゃんと報告を受けるように努めていただきたいと思います。 49 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[64頁]  わかりました。今の御意見を踏まえて対応してまいりたいと思います。  それから、恐れ入ります。先ほど城田議員の御質問の中で、馬事公園の預託馬のお尋ねなんですけれども、これは預託料として月5万円でございます、1頭当たり。それが12頭、現在お預かりをしているということでございます。  以上です。 50 ◯城田拓治君[64頁]  結局、収入が1頭当たり5万円の、結局ですよ、人件費と維持管理費と、それからえさをやる分と馬蹄とかいう分があるんですけども、そういう分の収入と支出の関係はどういう状況になっているんですか。それだけお尋ねをします。 51 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[64頁]  収支の関係についてでございますが、収入が1,233万4,900円、それから支出が1,586万2,109円ということでございまして、差し引きまして352万7,209円ということで、マイナスということの状況でございます。  以上です。 52 ◯相浦喜代子君[64頁]  済みません。自分の質問の前に城田議員の質問で、そんなに赤字が出ているのかと思って、ちょっと思いながらでしたが、18年度の事業報告書2ページ、入園者数が書かれているんですが、ここで、19年度の事業計画の中では1ページのところに、一般入園者数を80%の10万4,000人を目標にするとか、幼児、保育園児を7%とか、中高生は6%、観光客7%ということで13万人の計画が出ているんですが、多分この計画というのは実績をもとに出されているんではないかと思います。  それで、この12万157人のうちの3人というのは、私は3回、去年たしか行きました。どちらも入場無料のときに行きましたので、売上協力にはなってないんですが、18年度についてこのような数字を出されているんであれば、ぜひお伺いしたいというふうに思います。  なぜ聞きたいかというのはここでは申し上げませんが、19年度の計画を出されるに当たっては、その実績というのが数字としてあらわれていれば、当然ここには総合数字ではなくて、大まかでもいいですから年齢別の部分もぜひ出していただきたいという思いもありますので、ここでまず、あえてお伺いいたします。 53 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[64頁]  入場者の数につきましては、細かに年齢が何歳とか細かなところまでは、恐らく集計といいますか、それは非常に難しいというものがあると思います。そういったことで、大体大まかに申し上げますと、入場者の方の傾向といいますのは、大人の方が6割で子どもが4割というような状況ということを聞いております。  それから、県内の割合、県外の割合につきましては、県内、これは主に市内ということになろうかと思いますが、7割程度の方が利用と。それから、県外からは3割というような利用があっているというようなことで聞いておるところでございます。  以上です。 54 ◯相浦喜代子君[64頁]  なぜ申し上げたかというと、19年度の収支予算書でいきますと、事業収入が5,500万円計上されております。これは利用料金と、それから売店収入等となるわけですが、18年度決算書を見ますと大体横ばい状況で計画が立てられています。  ということは、先ほど細かい数字はわからないということでしたが、入場料につきましては、何歳児以下は幾らとか、料金を払う場合はチケットの、入場券の販売機がありますから、それでもわかるでしょうし、あとは見学その他では大体の数が出てくると思います。  明らかに計画書を立てるところには、ここを年齢別にされているので、当然ある程度のところの数字は出ているんではないかと思いますので、私も何人っていう細かい数字までは申し上げませんが、大体そこは出るんではないかと思って、あえてお尋ねをいたしました。  それから、同じく18年度の事業報告の中で、2ページの(5)にインターネット。それで、最初ここを読んだときには、「あいた時間を有効利用し、少しでも売上増を図る目的で、個人店舗及び法人等のホームページ作成等を手がけ、計画50万を達成できました。」というふうにありましたので、ああ、ホームページをつくる、そういった干拓の里の事業以外に、ホームページ作成事業にも手を出されているんだなあというふうに思いました。  それで、これの19年度の分の予算書を見ますと、5ページにありますが、ネット収入に関しては、インターネット掲載料等というふうになっております。  そこでお尋ねなんですが、あいた時間というのは、干拓の里の職員の方というか、従業員の方があいた時間を利用してインターネットの作成業務に当たっているというふうにとるのか、というのが1点。  それともう一つは、これを区分けして、ホームページ作成の部分の金額が幾らなのか、そしてインターネットに掲載するホームページ画像にはたくさんのコマーシャルというのが載せてあります。そのコマーシャルを載せることによっての料金というのがインターネット掲載料ではないかというふうに思いますので、作成に係る部分と、それから単に広告代として係る部分の金額をお聞きします。 55 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[65頁]  非常に、内容にもう入り込んだ御質問でございまして、ちょっと資料等、ちょっとそこまではないんですが、先ほど入園者数の関係、大まかなことでと相浦議員おっしゃった部分でございますけれども、あくまでこれは入園者数の概算でございますけれども、総入園者数が12万157人ということでございまして、3歳未満児が6,806名、それから、いろいろあるんですけども、減免団体とか、交通安全教室に707人とかですね。  それから、中学生以下の障害者の方の入場が269人であったとか、それから馬事公園の利用が4,132人とか、それから無料イベントですね、これはふるさと自慢市とか農業まつりとか、そういった関係で3万2,683人ということで、無料の入園者の合計として5万951人ということになっております。  そのほか有料入園者でございますけども、6万9,206人という、18年度におけるそういう集計が出ておるところでございます。  ほかの今お尋ねの件については、後ほどお答えいたしたいと思います。 56 ◯議長(中村敏治君)[65頁]  質疑を保留し、午後1時まで休憩いたします。                 午後0時2分 休憩
                    午後1時   再開 57 ◯議長(中村敏治君)[65頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。 58 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[65頁]  相浦議員から御質問がありましたインターネットの収入についてでございます。  これは、製作料としての内訳ですけれども、製作料が34万923円、それから掲載料として20万7,900円ということで、合計の54万8,823円ということでございます。  この製作につきましては、県央企画の職員が製作をしているということでございます。掲載料につきましては、外部からの分を県央企画のサーバーに掲載すると、そういったことで収入が上がっておるわけでございます。  以上です。 59 ◯相浦喜代子君[65頁]  ラスト1回なんですが、要は文章の書き方もそうなんですが、ある意味技術を持った有能な社員の方がいらっしゃって、その方が新たな県央企画、干拓の里の事業の一つとしてこのホームページ作成をとり行っていくということは、ある意味ここの、これは19年度の事業計画書の中の4ページ、「従業員は1人3役の業務を処理するなど、常に効率的な業務運営を図る。」という形で、1人1役の時代に1人3役しながら、それは経費節減を図っていくんだ、で、より効率の上がった企業運営をしていくんだということの、一つのまた新たな展開を持たせる部分ではないかというふうに思いますので、これは仕事の中の一つであるっていうふうにとらえて、「あいた時間」っていうような書き方は今後なさらない方が、その働いてらっしゃる方にとってもいいんではないかというふうに私は思います。  その1人3役という点からいくと、収支予算書の5ページの委託料で1,100万円が警備料及びシルバー等の業務委託料というふうになっております。で、1人3役、どのような仕事をなさっているかわかりませんが、シルバー等の業務委託料ということで、この中の仕事内容とかがどのような形になっているのかというのが一つと。  このあたりは、この数年来ほとんど金額に変わりがございません。17年、18年と大体1,150万円とか1,180万円とかいう形で、若干40万円、50万円というぐらい差は出てきておりますが、このあたりでどのような業務内容になっているのか。  また、1人3役というのはどのような意味を持たせているのかについてお尋ねいたします。 60 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[66頁]  業務委託の内容につきましてでございますけれども、一番大きなものでいきますと、シルバー人材センターにかなり業務を委託をしておるということで、小動物園であるとか、ボート場であるとか、遊具場とかトイレの清掃、園内の草刈り等の委託をお願いをしておるところでございます。  それから、セコムの管理とか、それからイベントの警備であるとかいうことで、委託費の中にはそのようなものが入っているわけでございます。  それから、1人3役ということで、社員一同、一丸となってやっとるということで、1人3役の業務をこなすと。そういったことで、それぞれ連携もしながら対応しているところでございまして、経費の削減等々を図りながら、業務の効率的執行ということで一生懸命努力をして、19年度も黒字といいますか、そういうことになるように努力をするということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 61 ◯中野太陽君[66頁]  先ほどの委託業務の方に関連してお聞きいたしますけれども、委託業務の契約の中で「常に最良業者の選択と契約金額の見直し等」と言われました。先ほどの説明の中では、シルバー人材センターを特に多用しているということなんですけれども、この契約の仕方ですね。例えば、競争入札までされるのかどうかはわかりませんけれども、合見積もりで行ったり、こちらからの随意契約で行ったりと、どういうふうな数が上がっているのかお聞かせください。 62 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[66頁]  契約につきましては、競争を原則として対応しておるということでございます。どうしても、そこの業者といいますか、特別の事情がない限り、競争入札をして対応しているということでございます。  以上です。 63 ◯中野太陽君[66頁]  それと14ページになりますけれども、また監査の話をさせていただきたいと思いますけれども、こちらも市の職員と元職員が2名、監査役に今回選ばれている形になっています。これも、選定された理由と、元身内と身内がするということに対して、どのような見解をお持ちなのかお聞かせください。 64 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[66頁]  県央企画の役員名簿、14ページにあるとおりの体制でございます。監査役につきましては、諫早市の財務部長と、それから施設管理公社の理事長ということで、2名の方が監査役でございます。このことについては、やはりそういう経理全般に詳しいということでお願いをしとるということでございます。  以上です。 65 ◯牟田 央君[66頁]  まず問題を取り上げるのは次にしまして、まず預託馬の話ね。今、城田議員が預託馬1カ月幾らかかるのっていう話を聞かれたですね。で、12頭だと、まあ1カ月5万円で12頭預かってますよという話だったんですが。それから、全部の馬事公園の収入が1,260万円という話でね、それから支出が1,500何万円とかいう話でね。まあ、そこの話があったわけですが。  そうすると、預託馬のお金が5万円をもっと上げんばいかんじゃなかろうかという論議にすぐなるんですが、本当はそうじゃないんですね。馬事公園で、じゃあ県央企画の持ってる馬は何頭ですかと。それで、その馬が1カ月幾ら稼いでますかということなんですよね。  それから、えさ代は、いろんな馬といいましても、対州馬も飼ってるし、その他のものにも食べさせてる、そのえさ代も含まれてるんじゃないんですか。  だから、細かい話をしてもらわないとね、ついつい、いや、細かくですよ、丁寧に話をしてもらわないと、月5万円の預託馬を払うとばってん、預託者がですよ、預託者が。ほかの馬が働かないならね、高くなるわけですよ。そういう論議をしないとね。むちゃくちゃな論議をしないでもらいたい。  というのは、私がかつて馬を預託した経験がありますので、また預託をしとる仲間もいっぱいおるわけですよ。そういうことでね、まずその1点をまず答えてください。  次に、水族館。水族館は、干拓の生物が飼育されてるような印象を受けてますが、水族館に行った人が何人ここにおるかわかりませんが、あそこにはトビハゼしか飼ってないんですよ。ムツゴロウは1匹もいないでしょう、ねえ。副島副市長はあそこの社長ですから、あそこの施設、十二分に回っておられるでしょう。ムツゴロウが何匹おるか、答えてください。  次に、出資金として1,200万円が相変わらず掲げてあります。それで、8ページには何て書いてあるかというと、「1株当たり情報に関する注記」って。まあ、このごろ、これは書かんばいけんことなっとっとですね。ところが、「1株当たり純資産は、4万3,148.73円であります」と書いてあるんですが、1,200万円を入れた数字でその資産を割っとるのか。  去年も私言いましたようにね、長崎県央開発株式会社は、もう1,200万円の出資金は返ってこないのじゃなかろうかと思っとるわけですよ。で、去年私が言いましたら、吉次市長と副島副市長は役員を退任されたということになったようですね。ですから、この1,200万円を資産として計上して1株当たりの計算をすると、私はおかしい数字じゃないですかということです。  それで、その次は、古賀建設が倒産をいたしました。出資金が50万円ありますね。それが約10株ですね、普通はね。そうすると、古賀建設の10株も1株当たり4万3,148.73円で計算するのかどうなのか。  これは、新たに株主を募集した場合においては、粉飾の額を売りつけるような格好にならないかと私は思ってるわけですが、そこら辺の回答を第1問目としてしてください。 66 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[67頁]  まず、馬の関係、馬事公園の関係なんですけれども、県央企画が所有します自馬ですね、馬でございますけれども、11頭ということでございます。  馬事公園事業としていろいろな事業を実施をしとるわけですが、そのような所有馬を使いまして、一般乗馬教室であるとか、それから一般の方を対象に乗馬ですね、馬を操る、そのようなことの事業であるとか。それから、月間会員という方がおられまして、これについても会員の乗馬ということにも使用しておるわけでございます。  そのほかに預託馬ということで、18年度末、これは動きがあっとるんですが、18年度の末で12頭ということでございます。  それから、ほかにポニーとかいう馬もおりまして、引き馬といって、子どもさんたちとか小さな方が中心になろうかと思いますが、引き馬というようなこともやっておるわけでございます。  収支につきましては、計算上赤字というような、先ほど申し上げましたとおりでございますけれども、これは馬事公園の経理管理上、そういう職員の人件費とか含まっておりまして、先ほど1人3役と申しておりますけれども、その辺のことで、ここばかりじゃなくて全体もかかわりながら仕事をしておりまして、その収支計算上、そういう人件費も含まれておるということで御理解をいただきたいと思います。 67 ◯副市長(副島宏行君)[67頁]  ムツゴロウが何匹いるかということでございますけれども、僕もちょっと数えたことはございませんけど、今お聞きしましたら100匹程度いると。毎年20匹程度を購入して補充をしているという状況にございます。  もう一つは、県央企画の新しく報告をいたしております評価について、今4万3,148円ということで報告をさせていただいています。これは4ページの資産のところがございますが、右側の方の下から2番目でございます、3,451万8,000円、これを800株で割ればこういう資産になると。  今、牟田議員からのお話がありましたように、県央開発に出している1,200万円についての状況を差し引けばどうなるのかということですが、当然評価は下がってまいります。それからまた、先々どうなるかわかりませんけれども、経営状況を見たときに退職手当等を払っていく、そういうものを総合的に勘案すれば、もっと評価が下がるということをあらわしております。  ここら辺については、そうならないようにしっかりやっていかないといけないということで考えております。  なお、古賀建設についての株価についての話がありましたけれども、したがいまして、総合的にそういうことまで勘案して、もちろん評価額よりもはるかに下回るということで対応しているところでございます。  以上でございます。 68 ◯牟田 央君[68頁]  今、副島副市長が答弁されたんですが、こういう数字を出すというのは経営者として失格ですね。経営、その数字を出した場合には、今世の中いろんな、あなた、有価証券報告書初め、うそばっかり記載しているのがあるわけでしょう。だから、1株当たり4万3,000幾らというんだったら、正味資産で計算をしてもらわないと。  1,200万円は、これは不良資産でしょう。取り返すめどがあるんですか。めどがあるんなら、諫早市がですよ、債務負担しとって訴えられるわけなかでしょうもん。今、何で諫早市は訴えられてるんですか。長崎県央開発がうまくいかないからでしょう。1,200万円のお金が返る見込みゼロなわけでしょう。私、去年もそう言ったはずですよ。  だから、あなたたち経営者として失格じゃないですか。一たん数字を出すと、それが返ってくると、そういう資産があるというぐあいに思うのが普通のことじゃないんですか。それ担保できるんですか。こういう数字はですね、厳しく査定をして、正しい株価の評価をしないと、あなたが先ほど答弁されたように、じゃあこの10株、古賀建設に対して40何万払うんですか。  ええかげんなことをね、数字を出してね、あなた経営者として私は失格とはっきり申し上げますが、しっかり答えてください。 69 ◯副市長(副島宏行君)[68頁]  経営者としての失格かどうかということは、経営状況を見ていただければいいのかと思います。現段階では、昨年までは赤字でございましたけど、18年度については黒字を出しております。  そしてまた、評価額については、県央開発の状況、おっしゃったようなことになっておりますけれども、県央開発についてもまだ最終的な決着を見ておりません。決着見てない中では、この県央企画としても、1,200万円はそのまま資産として計上させていただいております。  この資産が将来ほとんどゼロというようなことになろうかと思いますけども、その額についての処理については、今後どのようにしてやっていくか。この資産から基づいて、こういう報告をしろということになっておりますんで、そういうような報告をさせていただいております。  そしてまた、今後のどういうことになっていくかっていうことでございますけども、できるだけ経営努力をしていって、この株価が下がらないようにというようなことは、先ほど申し上げましたように努力していきたいと思っております。  以上でございます。 70 ◯牟田 央君[68頁]  これね、ゼロになる可能性があるって、今発言がありましたよね。そういう認識は十分にお持ちなわけですね。  そうすると、こういう資産の査定の再評価をするときには、ある出資者が倒産をして、それを正しく評価するときにしかね、普通できないでしょう。一番のいいチャンスなんですよ、失礼ながら。  だから、その50株の1株幾らかというのを査定する場合に、管財人から、「じゃあ、1株あなたのところはこういう計算したわけでしょ」と、「その株価を返してください」と言われたら、「いやあ、それ違うんですよ」、「1,200万円が返りそうにないんですから、正しい数字がはかれないんですよ」というぐあいに言うんですか。それともこの額どおりに払うんですか。それ払ったらね、またおかしなことになりますよ。  ゼロになる認識がなければともかく、ゼロになるという認識がおありなんでしょう。今、不良債権処理っていろんな会社がやっとるでしょう。何でそれができないんですか。そういう無責任なとこがね、私は経営者失格っていうんですよ。  確かに、今県央企画は今度18年度は800万円の経費を削減して、今度は黒字が出たと。それは一定の評価をするんです。しかし、前の赤字が余りにもひどかったと。だから、それを800万円を節減するのは、ごく当たり前のことをしただけじゃないんですか。それとまた違うわけです、その資産の評価というのは、ね。経費節減しましたから、私は立派な経営者じゃないんです。それは当たり前のことですよ。  だから、株価の評価をどうするかというのは、資産の見方を厳しくするか、あなたみたいに甘くするか。どっちかって言えば甘くしとるから、それはおかしいんですよってことです。倒産した会社にその金を払わんばいかんとやったら、資産の評価があなたが間違っとるんじゃないですか。資産の評価やり直してしないと、市民があなた損するんじゃないですか。  もう一回答弁してください。 71 ◯副市長(副島宏行君)[69頁]  資産の評価についての御質問ですから、どの時点で、どのように評価するかということで、現時点ではこのように評価をさせていただいております。御意見のように、この県央開発への出資の分をどう処理するかによって変わってくると思います。  先ほど古賀建設についてのお話がありましたけども、したがいまして、ここではこう評価しておりますけれども、売買ということになれば、またその評価というのは変わってまいります。そういうことで、そういう要求がありましたけど、この資産ではこうなっているけども、実勢の評価というのはもっと低いというようなことで対応しているところでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(中村敏治君)[69頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 73 ◯議長(中村敏治君)[69頁]  なければ、これをもって報告第9号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第10号「諫早市土地開発公社の経営状況を説明する書類について」に対する質疑に入ります。 74 ◯牟田 央君[69頁]  それでは、またこれも厳しく言います。9ページ、現金及び預金明細表というのがあるんですが、定期預金として3億7,200万円、期間が3カ月が9,000万円、期間1年が2億8,200万円。これに記載されてるのは、十八銀行ほかと書いてあるんですね。  そこで、十八銀行が定期預金幾らなのか、1年もの。親和銀行が幾らなのか、長崎県央農業協同組合が幾らなのか、たちばな信用金庫が幾らなのか、1年間の定期預金の利率、それをまず述べてください。それと、定期預金をそれぞれの金融機関に幾らの利率で、幾らずつ預けてるのか。  今はですね、低金利とはいいながら、2億円か3億円か預ければ、1年間で1%も払うという金融機関もあるわけですよね。普通は0.6%かもわかりません。0.5%かもわかりません。  先日来からペイオフ、ペイオフということでね、非常に金利というのが少しこう薄れたような感覚になってきた嫌いもありますが、では2億8,200万円の定期預金は、どこに幾らで預金しとるのか。また、3カ月の9,000万円は、利率幾らで、どこに預金してるのか、それを述べてください。 75 ◯土木部長(早田 寛君)[69頁]  まず、銀行でございますが、親和銀行に、これに1億6,450万円、それから長崎県央農業協同組合が1億9,000万円、それからたちばな信用金庫に1,500万円でございます。利率につきましては、0.55%でございます。  この分につきましては、借入金の返済につきましては、土地を処分したときに、当該用地を処分したときに、利息を含め借入金を返済している。現時点で預金に余裕があるのでは、借入金の支払いに充当するのではなく、開発公社の経営に必要な人件費、それから退職金及び利息の支払いなど、その都度借入を発生させないためのつなぎ資金として定期預金をしているものでございます。  以上でございます。 76 ◯牟田 央君[69頁]  いや、だからそれぞれの銀行の定期預金が1年間で幾らなのか。それを調べてから預けとるんでしょうと私は質問しとるんですよ。一番高いところに預けるのが一番賢いやり方ですよね。公金ですから。だから、そういう分散した方がいいのかっていうことがまず第一なんですが、じゃあ2億8,200万円を一行に預けますよといって、金利交渉をしてもいいんじゃないですか。  そういう今からは金の動かし方。ペイオフだからって、1,000万、1,000万っていうぐあいにこの前風が吹いたんですが、じゃあ2億8,000万円で1年間預けたら、1%で来るところもあるんじゃないですかってことなんですよ。  今、各金融機関は、貸し出すとも苦労しとるわけですが、集めるのも大変苦労してるんですよ。御存じでしょう。だから、最高の利率のところをどおんと預けて金利で稼ぐという頭があるかどうかの問題ですね。  だから、ちゃんと調査をして、ここではこういうぐあいな金利だった、ここはこういう金利だったということになっとるんですか。1,500万円とか、そういうばらした理由を説明してください。 77 ◯土木部長(早田 寛君)[70頁]  これにつきましては、先ほども申しましたように、定期預金でございまして、これにつきましては、先ほど言いましたけども、利息の支払い分とか工事の前払い金ですね、それから用地の支払い分、給与の支払い分と、退職引当金とか、そういうものに充てておりますので、これにつきましては、先ほども申しましたけども、0.55%の利率ということで、ほかにつきましては、1年ごとに今借り入れですかね、それをしているということで情報を聞いております。  以上でございます。 78 ◯牟田 央君[70頁]
     3回目なんですがね。だから、私が言ってる本質がよくおわかりにならないんですね。他人の金だからといってね、有効に使わないっていうことじゃいけないんですよ。  例えば、県央農協に2億8,000万円1年間預けますから、金利はどうでしょうかとか、たちばな信用金庫に2億8,000万円1年間預けますから、1年の金利ですよ、1年間預けますから、どうにか金利なりませんかとか、十八銀行に行ってですよ、どうにかなりませんかとか、そういう個別に当たって、何十万か何百万か知りませんがね、2億8,000万円だったら0.5%違えば、0.55と0.45、その差額だって何十万か違うわけでしょう。  片一方は、土地開発公社は諫早市から2,600万円補助を受けて、金利が高いから補助を受けているわけでしょう。みずからが預ける金利をもっともっと勉強して、何十万か稼ぐ精神を持ってほしいと私は言ってるんですよ。わかりますか、私の言うことが。はい、答えてください。 79 ◯土木部長(早田 寛君)[70頁]  大変失礼しました。今、公社の方でも1年で借りかえているということで、0.25%の部分もございます。確かに、一番高いところがいいと思いますけども、今後も公社の方では努力をしていくということで考えております。  以上でございます。 80 ◯城田拓治君[70頁]  18年度の事業報告の中で、一つは土地造成事業の中で、借入処理した青葉台の住宅用地、競売により処分したとあります。この処分をするに当たってですよ、相手先といいますか、応募者という情況はどういう形で選定をされたのかという、その周知方も含めて。かなり1平米で、多分割ってみますと2万7,853円ぐらいになるもんですから、そういう状況がどうだったのか。  それから、その他の中で諫早市への職員の派遣を行いということで、これはそれぞれ人件費はそれはいいんですけども、19年度の事業の中で職員の役職員に関する事業で、8ページに載ってる状況の中で、事務職員が5名と技術職員が5名ってなってるんですけども、そのうちの技術職員を4名派遣をしている状況になっています。  そこで、今合併して、諫早市の人員が将来的に減らしていくっていう状況になってますもんですから、確かに諫早市が設立した団体の責任はあるんでしょうけれども、これからの土地開発公社の人員のあり方っていいますか、そのあたりはどうなっていくのかなあと。  受け入れるけども、こっちも余剰人員じゃないですけども、段階的に10年後に減らしていきますよと、1割とか2割とかいうようになってるもんですから、将来的に今度はこっちが、開発公社の人員配置の職員の配置の問題の兼ね合いはどういうふうに理解したらいいのか、お尋ねをいたします。 81 ◯土木部長(早田 寛君)[70頁]  城田議員の御質問にお答えしますけども、青葉台でございますが、これは2社が、不動産会社でございますけども、競売でやったということを聞いております。会社は、ジスコ不動産とザ・ホームということでございます。  それと、ただいま言われました職員の件でございますが、この分につきましては、現在4名を南部土地区画整理事務所と、それから土木総務課に2人ずつ4名を現在派遣をいただいております。  そういう中で、今現在、土地開発公社の経営健全化計画を現在作成中でございます。その中で、今後どうしていくかということで、平成19年から23年までの5カ年計画を現在しておりまして、その中で検討をしていきたいと思っております。  以上でございます。 82 ◯南条 博君[71頁]  失礼します。公有用地明細表の表をちょっと見ています。これは10ページになりますけど、いつも私が前言ったことがあります貝津久山用地のこの一番最初の欄についてですけども、ここで利息が一応1,112万9,126円、これがついております。昨年度10億800万円のものが、もう既に約10億2,000万円という金額にはね上がっておりますですね。  こんなことでずっとこう上昇してまして、これはやはりだんだん簿価になって、帳面価格はどんどん膨れて、なかなか今度また売りづらくなる、また買い手がつかなくなるんじゃないかなというふうなことがあります。  この土地を今後どう考えてあるのか、またこの利息が上昇していく中で、金利が上昇していく中に、どう考えてあるのか、この土地についてお答えをお願いします。 83 ◯土木部長(早田 寛君)[71頁]  貝津久山用地でございますが、これは確かに土木部、それから土地開発公社もですね、本当に頭を悩ましておる土地でございまして、これにつきましては、創成館高校との兼ね合いがございまして、創成館が持っておられる土地が何か売却をされたということで聞いております。  そういう中で、土地開発公社としてもどうするかということで、本当に理事長以下、一生懸命私たちもやっておるわけですが、なかなか提案がなく、先ほど南条議員もちょっと質問されましたけども、一生懸命していただいておる状況は私たちも承知をしております。  もう、そういう中で私たちも、とにかく今後どうしていくかということで、やっぱり経営健全化計画ですね、その中でとにかくどうしていくかということで、関係課寄りまして、監事会等も含めまして、会議を開いております。そういう中で検討させていただきたいなということで、5カ年計画をつくっておりますので、そういう中で検討していきたいと思っております。  以上でございます。 84 ◯南条 博君[71頁]  その検討をする中においてでも、やはりきょう市長総括説明ではありましたですね、インターチェンジから、きょうの市長の説明では4キロほど島原方面へ自動車道を計画案があると。そういうような中でですよ、インターチェンジのもうこの場所はすぐ横なんですね。もう、本当インターチェンジと併設をしてる2万約1,000坪の土地なんですね。  そういうようなすばらしいこの土地にですよ、今から国体とかいろんなものがある中で、この諫早市のあるこの土地をですよね、やはり有効利用。やはり人が高速自動車道からちょっと諫早の地におりる。そういった何か諫早で、何もない諫早じゃなくて、すばらしいこういうような土地を利用していただきたいというふうに思います。  それで、この5年計画でですよ、先ほど支援する。この土地の利息についても、やはり諫早市は、簿価が上がらないためにも、利子補給補助、そういうようなのは考えられないか、そこら辺もちょっとお尋ねします。 85 ◯土木部長(早田 寛君)[71頁]  貝津久山用地につきましては、現在まだ今のところ、利子補給というのはちょっと考えておりません。  以上でございます。 86 ◯石場照喜君[71頁]  お尋ねします。今の南条議員に関連をいたしますけれども、1ページのその他、いわゆる5番のその他ですけど、この利子補給ですね。この利子補給は、今回だけなのか、今後もずっと続いていくのかということをお尋ねしたいということ。  それで、これ4ページにもありますけども、この事業収益で5番目に補助金等の収益とありますが、ああ、これじゃない。下の方にですね、7番目に特別損失、公有用地圧縮損という、圧縮というそれはどういうことなのか、再度説明をしていただければと思っております。 87 ◯土木部長(早田 寛君)[71頁]  この公有地圧縮損ということと、それから今言われました流通団地の件ですね。この分につきましては、現在、流通団地用地ということで横島の方にあるわけですが、そこの簿価を上げないということと、土地ですね、土地を売却をする時点で余り高くならないようにということで、平成17年度から利子補給をやっておる状況です。これはあくまで利子の補給です。  それで、この分につきましては、臨港道路も大体でき上がる状況でございまして、それで流通団地線の市道の部分ですが、その部分を地権者の同意をいただきまして契約も済ませました。  そういうことで、今回の議会にもまたお願いしておるわけですが、道路をつくっていって、そしてすぐもう開発行為等に、それで早く販売に取りつけたいということで、商工部と一緒になって現在取り組んでいる状況でございますので、一応御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 88 ◯石場照喜君[72頁]  それでは、その他のその下に載っておりますけども、諫早市へ職員の派遣を行っておられるわけですね。それで、ここにも、6ページにも載っておりますが、事業未収入金ということで5,017万7,000円幾ら載っていますね。  この派遣というのは、もうずっと前から派遣を市の方へされておられるわけですけど、どうしても諫早市に必要な職員であるなら、諫早市の職員として検討された方がいいんじゃないかと思うんですけど、そこら辺はどういうふうにお考えなのか、お答えをいただきたいと思います、まず。 89 ◯土木部長(早田 寛君)[72頁]  確かに、今石場議員から言われる4名の方の職員が、今、技術職員とそれから事務職員でございますが、登記部門に現在従事をしながら、また南部事務所の方では技術職員も1人おります。  そういう中で、測量とか、いろいろ用地関係もやっておりますけども、確かに市の職員ということでございますけども、やはりこれは開発公社の職員で、あくまでもその開発公社の職員として諫早市に派遣をしていただいておるという状況でございますので、これにつきましても、また今後の重要な課題ではないかと思っております。  以上でございます。 90 ◯石場照喜君[72頁]  その職員の公社の給与のベースといいますか、公社のお給料と諫早市の職員の給与とは違うと思うんですけど、そこら辺がどのくらいのベースの違いがあるもんですか、お答えいただけますか。 91 ◯土木部長(早田 寛君)[72頁]  管理職手当ですね、この分につきましては、もう30%をカットということでなっておるようです。  以上です。 92 ◯木村和俊君[72頁]  3点ほどお尋ねをしたいと思います。  一つは、19年度の事業計画の中ですけど、11ページ。これ19年度の事業計画の書類ですね、これの11ページです。  処分する予定地が、国道57号の森山拡幅用地から貝津久山の用地まで8件ですかね。それで、総額、処分の予定額が1億7,660万円と。それから、これの原価は17億226万2,000円ですね。先ほどのが17億600万円ですから、ほぼ原価と同じ額で処分を予定されてるんです。差額は400万円ほどになるようですけれども、まあこの値段で処分をされたとしても、開発公社の利益というのはわずかなもんだろうというふうに思うんです。  そういうふうにこの事業計画ですね、処分のところの計画を見てよろしいのかどうかですね、説明をしていただきたいと思います。  それから、2つ目は、先ほどもちょっと話が出てましたけれども、特別損失の2,600万円のことについてちょっとお尋ねをしたいと思います。  これはどういう内容のものなのかですね。17年度からほぼ2,600万円、それから19年度は2,645万1,000円ということで、8,000万円弱のずっと損失が出ているようです。そして、ただこの損失については、開発公社の収益からそれを埋めるということではなくて、この分については諫早市が補助するという関係になっているようですから、結局諫早市は、それだけずうっと毎年2,600万円程度のお金を開発公社にずっと補助してるという関係になってるようなんです。  だから、そういうふうに理解していいのか、そしてこの内容がどういう内容のものか、説明をしていただきたいと思います。  それから、3つ目は開発公社そのものについてですけど、この開発公社を設立したのは、公共用地を取得するに当たって、やはり先行取得をして、そしてその公共事業をスムーズに進めるために、開発公社に先行取得をしていただくというような趣旨でこれは設立をされたというような経過になってると思うんです。  しかし、最近のいろんな諸般の事情あるいはこういった計算から見てもね、本当にその開発公社がそういった所期の目的どおりの効果を果たしてるのか、あるいはまた、その存在意義があるのかということについては、かなりこの議会でも論議をされてきて、それでこの開発公社の今後の存続も含めて検討をしようということになってたと思うんです。  そのことについて今どういう検討がされているのか、その辺のことについて説明をしていただきたいと思います。 93 ◯土木部長(早田 寛君)[73頁]  まず、事業計画明細書の2番目の公有地取得事業の1番上ですね、その(2)の処分の問題でございますが、この分の中で、公有地取得事業の用地費とそれから補償費、それから工事費、測量試験費、それから借入金に係る支払い利息、それから用地売買の契約や工事契約に係る印紙代、それから事務手数料などが入っております。  それと、原価につきましては、用地費、補償費、それから工事費、測量試験費、それから借入金に係る支払い利息、それから用地取得や工事設計管理等に係る職員の人件費等が含まれておりまして、この処分額と原価の差は事業の利益になるということでございます。  それと、利子補給の件でございますが、これは平成17年度からやっておるわけでございますけども、これはあくまでも諫早市土地開発公社の経営改善のための利子補給金を交付するということで、これは対象用地を諫早流通産業団地用地ということでなっております。  そういう中で、この分につきましては、先ほども申しましたけども、道路以外の部分ですね、その部分の宅地の部分について、やはり余り高くならないような形で何とか利子補給ができないかということで、利子補給を現在、17年度からお願いしておる状況でございます。  それと、公社の設立でございますけども、この分につきましては、公有地拡大の推進に関する法律ということで、その中で設立をされております。そういう中で公社の今後の存続といいますか、それをどうすればいいのかということもありますけども、やはり公社につきましては、道路とか、それからふれあい施設用地とか、突発に出てくる部分もございます。  そういうところで、やはり開発公社をなくすということはちょっと厳しいのかなと思いますけども、そういうところを含めまして今健全化計画の中で現在検討をしておる状況でございますので、そういうことで御理解いただければと思っております。  以上でございます。 94 ◯木村和俊君[73頁]  11ページの原価と処分価格の差額についてはわかります。その差額が収益だということですけど、まあほとんど収益はないと。これには、もう人件費その他管理費は入ってないわけですからね。だから、そうすると、ほとんど利益はないというふうな感じになると思いますけど、それはもういいです。  それで、その特別損失の補てんについてちょっとお尋ねをしたいんですけど、今説明あったように、これは貝津団地の土地について、簿価が上がらないように(「流通団地」と言う者あり)流通団地かな、それの簿価が上がらないように市が補てんをしてるんだということでございました。  そうしますとね、そういった上がらないように市が補てんをしてるんだということなんですよね。そういうふうに上がらないようにしてほしいという要望は、先ほども出てたようにね、利子補給でもしてくれろという要望は、ほかにもあると思うんですよ。公社が持ってる土地の中でですね。  何でこの土地だけ毎年2,600万円ずっと市が補助をするのかという、そこら辺の事情なり理由をもう少しわかりやすく。ほかのところよりも、ここはこういう事情があるから、2,600万円ずつ市は補助をしてるんだと。そういう処置をして、上がらないようにしてるんだと。そういう特別の何か理由があると思うんです。その辺をわかりやすく説明をしてください。 95 ◯土木部長(早田 寛君)[73頁]  ここにつきましては、諫早流通産業団地用地ということになっておりまして、これは物流用地でございます。これは位置づけておられたわけですが、確かに今言われるように利子補給ということを17年からやっておるわけでございますけれども、これにつきましては流通団地でございます。ですから、会社が立地をします。そういう中で、この従業員、それから今度は会社も入ってくると思います。そういう中で、税金といいますか、そういうものもどんどん入ってくると思いますので、そういう部分の中で使用できればという考えのもとも、一部は含まれていると思います。  以上でございます。 96 ◯議長(中村敏治君)[74頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 97 ◯議長(中村敏治君)[74頁]  ほかになければ、これをもって報告第10号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第11号「財団法人諫早市小長井振興公社の経営状況を説明する書類について」に対する質疑に入ります。 98 ◯牟田 央君[74頁]  それでは、この財団法人諫早市小長井振興公社というのは、去年も発言しましたが、言ってみると実にむだが多い建物なんですよね。  今、都市整備部長も、晴れの日ばかりじゃなかけん、雨が降ってお客様が来ないと。しかし、一番ここの原因、経営状況の悪いのは、ハーブ園ですもんね。ずうっとだらだらして、モノレールに乗ってですよ。それから、また似合わん豪華な建物を建ててるわけですたいね。  今は、こういう天気の悪いときには電気も消して、多分お客もいらっしゃられないだろうからということで、いろいろ電気も消してあるようですが。  理事がいわゆる定款、寄附行為ですかね、そういうので10名から15名というぐらいになっとるようですが、理事といったら経営者ですよね。今、経営者、有能な方ばっかりいらっしゃるわけでしょうが、少し経営者が多くはないですかということですよ。市の職員もいらっしゃれば、支所長もおる。学識経験者、産業振興、自治会、それからまた旧町会議員という方々がいらっしゃるわけですが、本当に経営をしようと思えば、もっと絞ってはどうですかっていうことなんですが。  そう言えば、多分この理事の方々から一文句、二文句私に来るかもわかりませんが、しかし、本当に経営しようと思えば、四、五人ぐらいでじっくり本当に考えてほしいなという思いなんですが、寄附行為、いわゆる理事のね、10名から15名になる数の変更はね、できるんですか、できないんですか。まず、そこら辺がまず1点なんです。  それで、18年度は3,150万円の業務委託収入が掲げてあって、それでも650万9,482円ですよね。どれだけ経営努力をされとるのかなあと、一つ思うわけです。  しかし、今度は19年度は、赤字だから350万円ふやそうということで、ふやしてありますよね。都市整備部長も理事になっておられるんですが、この経営会議では350万円ふやしたけれども、どういうぐあいになるのかという、理事会の内容を説明してください。それが2番目です。 99 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[74頁]  まず、1点目の理事の減少の問題でございます。  確かに、今13名いらっしゃいます。ほとんどの方が小長井町の在住の方でございます。減少につきましては、今回役員の改選時期でございますので、その辺は理事会にも諮りまして検討をしていただきたいと思っております。  それから、350万円の委託料の増の問題でございます。  この件につきましては、理事会でどういう発言というか内容があったかということで御質問でございますけど、特段ふえた部分でという分の質問等はございませんでした。  この積算根拠というのは、ある程度の数字を出して、この委託料を決定しておりますので、その辺の説明はいたしませんでしたけど、18年度、特に収支が赤字になっていますので、その辺を理解されて、そういう質問がなかったんじゃないかと思っております。  以上です。 100 ◯牟田 央君[74頁]
     今度は2回目なんですが、赤字が出たら大体給与を下ぐっとですよね。従業員の給与を普通下ぐっとですよね。で、これ何人の人に2,383万7,699円払ってるかわかりませんがね、これはある程度やっぱりそれぞれの例えば会社なり何なりにもおいてもですよ、給与がそれぞれ違うのは、これ当たり前なんですよね。  だから、過去は、もうけたような時代があったときにはね、それなりの給与を払ってもいいと思いますが、市からの持ち出し金っていうか委託料がですよ、3,150万円から350万円上がって3,500万円になると。だけど、まだ給与は一緒だよとかね、また赤字が出ましたよとかいうのはね、普通とおらんとですよね。  だから、公社って、赤字が出ようが何しようが給料はちゃんと来っけん、非常によかところ、と思われたらいかんとじゃなかですかっていうことなんですね。それに見合ったような給料なり、それからまた役員報酬なりをね。まあ、役員報酬って50万円ですから、そんなないでしょうが、委託料の中身だとか、その他を全面的に見直してですよ、経費節減にどれだけ努めるかっていうことです。  一つはですね、これ予算、予算というて、18年度予算はこうでしたから、決算の数字は抜きにしてですよ、19年度の予算を掲げてあるでしょう。6,100万円ぐらいの予算の収入があったのが、4,900万円ぐらいしかないわけですね。5,000万円足らずなわけですね。そういう数字でずうっと見ていくと、甘い幻想がやっぱりわいてくっとですたいね、多分収入があるだろうとか。ないのにかかわらずですよ。  だから、18年度の決算を参考にして19年度の予算がつくられてるのかどうなのか、そこら辺どうなんですか。 101 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[75頁]  まず、給与の話が出ましたけど、18年度に比較しまして19年度は5%の給与の削減を見込まれております。それから、職員数、先ほどちょっと説明いたしましたけど、18年の中途までは11名職員がおりました。それが10名になりまして、19年度からは9名ということで職員がなっております。  そういう部分では、人件費的なことはかなり努力をされているんじゃないかと思っております。  それから、賞与につきましても、18年度は2カ月分の賞与を計算されておりましたけど、実際の支払いというのは1.7カ月で支払いをされております。  それから、19年度の予算の収支の考え方でございますけど、基本的には前3年間の平均を出しまして、それにいろいろな要素を加えまして予算化をしているということでございます。  以上でございます。 102 ◯牟田 央君[75頁]  3回目なんですが、これを見てみんですか、3ページ、収支予算書。19年度の予算書は、ずうっと並べてあるけれども、前年度の予算額は、前の決算額を全然参考にされてないんですよ。  だから、あなたのように過去3年の平均的な額を書きましたっていったって、それは経営として全然ならんとですよ。収入は、前年度が悪かったら、前年度並みに考えて、それで予算を組み立てないと、過去3年間が平均すればある程度の数字が上がるから、それでしましたよっていうたからといってね、きちっとした予算書ができるはずがないと私は思うんですよ。甘い計画をつくってですよ、やっぱりだめだったという予算書は、何にもならんとやなかですか。 103 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[75頁]  確かに、この予算につきましては、3年間の平均で出してますけど、実際の問題としまして事業収益というのは、使用料とそれから物販とかそういう部分で、不確定要素が多分にございます。この公社自体の予算の構成からいいますと、委託料とそれからそういうもろもろの事業収入、これが大体半々ぐらいという構成となっております。  したがいまして、おっしゃるように予算額につきましては、3年の平均ということでございますけど、確かに状況によりましてかなり、その収入につきましては、見込みが違うという部分は、その年によって出てくるんじゃないかと思っております。 104 ◯議長(中村敏治君)[75頁]  質疑を保留し、しばらく休憩します。                 午後2時1分 休憩                 午後2時13分 再開 105 ◯議長(中村敏治君)[75頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。 106 ◯相浦喜代子君[75頁]  それでは、私の方から1点だけですが、レストラン運営についてですが、最初に18年度につきましては、12月より休止して3月までというお話、文書では12月からということだけしか書いてありませんでしたが、お話の中では12月から3月まで休止したということで、収入の方も若干下がっていたかと思います。多分、これは4月から、だから11月までの売り上げの分がここに掲げられているのではないかと思うんですが。  では、この19年度の予算書を見ますと、ほぼ最初の18年度の予算と変わらないぐらいの金額がここには載っておりますので、今後レストランは年じゅう運営していくのか、同じようにまた、この寒い時期というか、経営を中止してしていくのか。であれば、この予算書の中にある577万円という本年度予算についての見越しは、8カ月分というふうにとらえていくのか。そのあたりをお尋ねいたします。 107 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[76頁]  予算上は、恐らく1年分ということで計上をされてるんじゃないかと思っております。18年度につきましては、12月から3月まで一応休止をしたわけですけど、試験的にやったということで、その辺の総括をしまして、じゃあ19年度をまた従来どおりするか、4カ月また休止をするか、その辺の判断というのは、公社の方で判断を後ほど決定されるんじゃないかと思っております。 108 ◯相浦喜代子君[76頁]  同じ会派の牟田議員から随分厳しいお話がありましたので、私はその後を少し和らげるつもりで、後から質問をさせていただくんですが、ただし、部長も理事の中に入られているわけですね。公社の考えといっても、理事は経営責任者としてこの理事会があるわけですから、当然、部長自身も経営者の1人ですので、今後の考え方といっても、予算を上げている以上は、そこに8カ月ならば8カ月なりの、こういうことをするのでっていうことが別途挙げられてなければいけないと思うんです。  それで今回、改めてお伺いしましたので、そこのところをもう一度、今後の計画を含めて、出てきていないのか、ただ単に例年どおりで上げたということになってしまうと、先ほどからずっと出てきている経営責任という部分が強く押し出されてくるんではないかと思いますので、お尋ねいたします。 109 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[76頁]  レストランの経営につきましては、今おっしゃった部分、理事としましては、18年度、多少なりとも経費の節減とか、売り上げも別の部分では、レストランじゃなくてほかの部分では上がってますので、そういう部分はぜひ19年度もしてもらうような提言をしたいと思っております。  予算の部分ですが、現実としまして、どちらかと言えば、先ほども申しましたけど、3年間の平均ということで、実際にじゃあ実態と合わないんじゃないかということが先ほどの牟田議員の発言ではなかったろうかと思いますけど、公社としましては、とにかく予算の目標額を決めまして、それに向かって努力をするという姿勢でございますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。 110 ◯宮崎博通君[76頁]  私も、1点だけ注意というか、今後のこともありますので、お尋ねをしますけども、やはり平成19年度の予算の立て方なんですよね。  平成18年度の決算の中で、4ページですけども、当期収支差し引き額で2,559万6,083円が平成18年度の利益で、平成19年度に繰り越しますよという説明をいただきました。しかしながら、平成19年度の予算を見ますと、3ページですね、平成19年度の説明書の3ページですけど、収入の欄で、前期繰越収支差額が2,600万7,000円と、違うんですね。  で、平成18年度の監査が5月の16日に終わってるわけですよ。それで、我々に議案書が配付されたのが6月8日。日程的に差し迫ってるんで無理だと思うんですけども、しかし、もう決定した額はやっぱり決定した額とおりに、正式な数字を、特に議会に出すときにはね、示してもらいたいと思うんですが、今後この小長井振興公社の予算の立て方は、来年からもこのようになるんですか。 111 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[76頁]  ただいまの前期繰越収支差額の件でございますけど、19年度の収支予算書を作成し、理事会に諮る時期が、寄附行為によりまして3月でございます。18年度決算を作成、理事会に諮ったのが5月でありますので、予算の時期には額が決定ができません。  したがいまして、平成18年中間期で理事会に報告いたしました18年度当期利益予想金額2,600万7,000円を計上いたしているところでございます。 112 ◯宮崎博通君[76頁]  だから、内部的にね、内部的に討議するときに、ことしの収支差し引き額が大体幾らだろうということで次年度の予算を立てるときに、内部討議にする場合の資料としてはいいんでしょうけど、このように正式に出すときには、日程的に無理なんでしょうけども、今後もこういうふうに予定で議会に出されるんですかということをお聞きしているんですけれども、どうでしょうか。 113 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[77頁]  先ほども説明いたしましたけど、寄附行為の問題もございますので、今後ともこういう形で提出をさせていただきたいと思っております。 114 ◯並川和則君[77頁]  私は違った側面からお尋ねをしますが、行政がですね、小長井振興公社、その当時は小長井町です。関連して干拓の里もなんですが、干拓の里は諫早市。こういう施設を要するにつくった目的。商業ベースに合わせようということでつくられたのかどうなのか。利益を追求しようということでつくられたのかどうなのか。  私としては、やはりその地域の振興とか、例えば子どもたちの学習の場とか、体験の場、触れ合いの場、そういう目的が主じゃなかったんじゃなかろうかということなんですが、あくまでもこういう施設を利益追求をしていくのかどうなのか。当初の目的を、ちょっとつくられた目的をお尋ねします。 115 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[77頁]  当初にできたときは、恐らく公園管理地部分が主体だったろうと思います。昨年度、決算の部分で御説明いたしましたけど、ハーブ園等は、もともとは株式会社で経営をされとったと。それが統合されまして、こういう状態になっています。  したがいまして、収支内容を見ていただければ、先ほどもちょっと説明いたしましたけど、業務委託収入とそれから遊具の使用料、それから物販等の販売の部分、そういう部分、特に物販、レストランとかそういう部分の構成部分ですか、それは半々ぐらいになっていますので、本来かなり会社的な要素を持っています。  一番最初は、先ほど申しましたように、あくまで社団の公社でございますので、これが余り物販ばっかり大きくなりますと、ちょっと逆転するような状態になりますので、公社自体の名称もおかしくなるんじゃないかと思っております。  ただ、ここの運営の話でございますので、ある程度の会社的な、商業的な要素も必要かと思いますので、また逆に言えば、余り販売の方が大きくなって管理の方が少なくなるということになれば、先ほど申しましたように、公社という部分の名称自体がちょっとおかしくなるという部分はあろうかと思います。 116 ◯並川和則君[77頁]  私、そういう細かいところは聞いてないわけですよ。要するにね、こういう施設をどういう目的でつくられたのか。干拓の里にしろですよ、今後こどもの城もできるでしょう。だから、あくまでもその利益等を、商業ベースに合わせて利益等を追求していくような施設なのかどうなのか、ということを聞いてるわけですよ。 117 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[77頁]  本来は、公園とか学習というか、そういう施設ということで設立されてますので、御理解をいただきたいと思います。 118 ◯議長(中村敏治君)[77頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 119 ◯議長(中村敏治君)[77頁]  なければ、これをもって報告第11号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第12号「繰越明許費について(平成18年度諫早市一般会計)」に対する質疑に入ります。 120 ◯宇戸一夫君[77頁]  1点だけお尋ねをしたいと思います。  ページの1と2しかありませんが、13款教育費ですか、学校給食センター事業、この金額7億6,000万円、そして繰り越しが7億4,000万円そこそこと書いております。それで、繰り越しの理由が、この2ページに書いておりますように、工種間の工程調整に不測の日数を要したためとありますが、この工種間の工程、どういうことであったのか、中身的なものをちょっとお尋ねをしたいというふうに思っております。 121 ◯教育次長(下田正明君)[77頁]  給食センターの繰り越しの関係について説明させていただきます。  繰り越しの理由につきましては、主体工事、それ以外の管工事等5種類の工事を行っておりまして、この工事を同時に行うことが日程的に非常に厳しい状況が出ましたので、繰り越しをさせていただいております。  それから、繰り越しの額につきましてですが、当初の支払い額1億9,000万円ほどを既に支払って、残りの額を繰り越しをさせていただいておりますが、これは前払い金という形での支払いで、残りの分を繰り越しをさせていただいております。  以上でございます。 122 ◯宇戸一夫君[78頁]  そうしますと、18年度というのはほとんどもう工事は進捗しなかったということですかね。 123 ◯教育次長(下田正明君)[78頁]  決して工事が進捗しなかったということではございません、既に工事は4月27日をもって完成をしております。ただ、前払い金という関係と精算という関係がございましたので、前払い金で処理をさせていただいたということでございます。 124 ◯赤崎光善君[78頁]  10款土木費、道路橋梁費の中の水ノ浦線改良事業、この事業は、昨年の9月議会で議決がなされたと思っておりますけども、この繰り越しの理由といたしまして、下の方に書いてありますけども、用地交渉に不測の日数を要したためということですが、その内容と、そしてまだ、もう約10カ月近くなるわけですけども、現地は全然手がつけられてない状況です。その辺について、また今後完成予定はどうなっていくのか、お尋ねをいたします。 125 ◯土木部長(早田 寛君)[78頁]  ただいまの質問でございますけども、この分につきましては、JRの用地ですね、この部分がございまして、この用地交渉の中で単価等がなかなかJRとの交渉といいますか、それがなかなか諫早市との考え方といいますか、そういうものがなかなかかみ合わなかったということで繰り越しをした状況でございます。  それと、ここにつきましては、平成18年度から20年度までの債務負担をいただいております。もう、そういう中で、今年度は、18年度は製品をつくるということで現在進められております。もう、最終的には平成20年度に完成ということで、3年間でやっていくという状況でございます。  以上でございます。 126 ◯赤崎光善君[78頁]  用地交渉の方はどういうふうに進んでいるんでしょうか。 127 ◯土木部長(早田 寛君)[78頁]  交渉につきましては、青水路とかいろいろあるんですね。そういう部分の交換とか、それでまた買収も出てきております。そういう中でちょっと不測の日数を要したということで、もう用地の方は済んでおる状況でございます。  以上です。 128 ◯議長(中村敏治君)[78頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 129 ◯議長(中村敏治君)[78頁]  ほかになければ、これをもって報告第12号に対する質疑を終結します。  次に、報告第13号「繰越明許費について(平成18年度諫早市公共下水道事業特別会計)」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 130 ◯議長(中村敏治君)[78頁]  なければ、これをもって報告第13号に対する質疑を終結いたします。  次に、報告第14号「繰越明許費について(平成18年度諫早市農業集落排水事業特別会計)」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 131 ◯議長(中村敏治君)[78頁]  なければ、これをもって報告第14号に対する質疑を終結いたします。
     次に、報告第15号「平成18年度諫早市水道事業会計予算繰越額の使用に関する計画について」に対する質疑に入ります。 132 ◯土井信幸君[78頁]  ページ数はありませんけども、この予算書の一番下ですね、上の方の一番下の中尾町配水管敷設工事ですね、これで地元の交通規制に関する調整が手間取ったということがありますし、また下の方にですね、下の上から2番目に、同じく地元住民との施工時間帯で不測の時間を要したと。  地元との協議でございますけど、地元と普通こう長引くのかなと、ほかに何か理由があるのかなと、ちょっとこの辺の事情を教えてください。 133 ◯水道局次長(牛嶋文夫君)[78頁]  先ほどの2件につきまして、地元との協議について不測の時間を要したという話しですけど、これにつきましては、着工の前に地元と調整をするわけですけど、時間帯の問題とか、そういうものにつきまして協議に時間を要したということで、工期を繰り越すことになったということです。  以上です。 134 ◯土井信幸君[79頁]  時間を要したというのは、これに書いてあるのでわかるんです。中身がどうなったのか、どういうことで時間がたったのか、ちょっとこの辺でわかりませんので、その辺を教えてください。 135 ◯水道局次長(牛嶋文夫君)[79頁]  先ほども申しましたように、時間帯の問題、それから、迂回路、工事をしますので、その交通の迂回路、そういうものについての協議に時間を要したと、そういうことです。 136 ◯土井信幸君[79頁]  時間帯というのは、大体普通8時から5時までと、そういう決まりがあると思いますけれども、その辺で地元の反対があったんですか、どうですか。 137 ◯水道局次長(牛嶋文夫君)[79頁]  実は、あるところでは、病院とかそういうものがあるわけです。そういうことで、時間をずらしてくださいと、そういう要望があります。そういうことも1つの要因となっております。 138 ◯議長(中村敏治君)[79頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 139 ◯議長(中村敏治君)[79頁]  なければ、これをもって報告第15号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第8号から報告第15号までは、以上の報告をもって御了承願います。  次に、日程第6「議案第48号から議案第54号」までの7議案を一括議題とし、提案理由について市当局の説明を求めます。  まず、議案第48号及び議案第49号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 140 ◯財務部長(馬場康明君)[79頁]  議案第48号「専決処分の承認を求めることについて」御説明を申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、諫早市税条例及び諫早市都市計画条例の一部を改正する条例について専決処分をいたしましたので、これを報告し、御承認をお願いするものでございます。  改正の内容につきましては、お手元に配付をしております議案第48号参考資料、これで説明をさせていただきますので、資料の方をごらんください。  まず、市民税関係でございますが、信託法の改正に伴いまして、法人課税信託を選択した個人に対しまして、法人税割額により市民税を課すように改正したものでございます。  次に、上場株式等の配当・譲渡益に対する軽減税率の延長でございますが、これは3%の軽減税率の適用期限を平成19年度末から1年間延長するものでございます。  それから、特定中小会社が発行しました株式に係る課税の特例は、設立10年以内の未上場中小企業が発行した株式の譲渡益に係る特例、いわゆるエンジェル税制と申しますが、適用期限を平成19年度末から2年間延長するとするものでございます。  それから、租税条約実施特例法の改正に伴う改正は、外国で社会保険料等を支払った場合に、その保険料の一定額を所得金額から控除できるように改正するものでございます。  たばこ税につきましては、これまで附則で規定をしている特例税率のうち、旧3級品以外のたばこ税について特例を廃止をしまして、特例税額と同額を、本則の税率とするものでございまして、課税する税率には変更がございません。  次に、固定資産税関係でございますが、住宅のバリアフリー改修に係る減額措置の創設でございます。  これは、平成19年度から21年度までに、一定要件を満たすバリアフリー改修が行われた住宅について、翌年度分の税額を3分の1減額をするというものでございます。したがいまして、来年度の税から対象となるものでございます。  それから、鉄軌道用地の価格の特例については、諫早市では現在のところ該当するものがございません。  最後に、都市計画税関係でございますが、これは地方税法の条文の一部が削除された分に伴います項ずれを生じた条文を改正するものでございます。  以上で、議案第48号の説明を終わらせていただきますが、今回の改正は、対象者が非常に少ないものと思われまして、租税収入額への影響は、ほとんどないというふうに考えております。よろしく御審議賜り御承認いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第49号「専決処分の承認を求めることについて」説明を申し上げます。  本案は、地方税法第179条第1項の規定に基づき、平成18年度諫早市一般会計補正予算(第8号)について、補正予算を専決処分いたしましたので、これを報告して御承認をお願いするものでございます。  補正の内容につきましては、資料1の方をごらんいただきたいと思います。平成18年度3月補正専決予算説明資料でございます。  資料の1ページをごらんください。平成18年度一般会計補正予算の款別内訳でございます。  補正予算の主な内容は、一般財源19億円の基金積立と起債の確定や事業費の確定に伴うものが主なものでございます。補正予算額は、2)の欄でございますが、2億1,090万6,000円の減額、これを現計予算額と合算をいたしますと647億5,893万1,000円となっております。2ページは基金の積立状況一覧表でございます。先ほど御説明をいたしました一般財源19億円の積み立ては、財政調整基金、減債基金、退職手当基金、都市整備事業基金、図書等購入基金に、それぞれ積み立てたところでございます。  結果といたしまして、一般会計に係ります基金の平成18年度末現在高見込みは192億7,633万6,000円で、平成17年度末と比べまして5億3,749万4,000円、2.9%の増となっております。  以上で議案第49号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜り、御承認いただきますようお願い申し上げます。 141 ◯議長(中村敏治君)[80頁]  次に、議案第50号及び議案第51号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 142 ◯健康福祉部長(平野 博君)[80頁]  議案第50号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第4号))」を御説明申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、平成18年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第4号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、御承認をお願いするものでございます。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ146億7,048万3,000円とするものでございます。  2ページと3ページの第1表歳入歳出予算補正をごらんください。  まず、歳入でございますが、2款1項の国庫負担金1億5,890万円の減は、18年度老人医療費に係る国、県等の負担金、交付金の概算交付額の不足分を一般会計からの繰入金で立てかえたことによる財源構成分1億5,885万3,000円と、17年度老人医療費に対する交付金負担金の精算額の変更に伴う国庫負担金精算金の減額分4万7,000円の合計でございます。  3款1項県負担金1万1,000円の減は、17年度老人医療費に対する交付金、負担金の精算額の変更に伴う県負担金精算金の減額分でございます。  4款1項の一般会計繰入金1億5,885万3,000円の増は、18年度の老人医療費に係る負担金及び交付金の概算交付額の不足分を一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、歳出でございますが、2款1項の医療諸費につきましては、18年度老人医療費に係る国、県等の負担金、交付金の概算交付額の不足分を、一般会計からの繰入金で立てかえたことによる財源更生でございます。  3款1項の償還金7万円の減は、17年度老人医療費に対する交付金、負担金の精算額の変更に伴う減額でございます。  3款2項の繰出金1万2,000円の増は、17年度老人医療費に対する交付金、負担金の精算額の変更に伴う返納金の不足によるものでございます。  4ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書は、説明を省略させていただきます。  以上、まことに簡単ではございますが、よろしく御審議賜り、御承認いただきますようお願い申し上げます。  次に、議案第51号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号))」を御説明申し上げます。  本案は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成18年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、御承認をお願いするものでございます。  当初予算は、平成18年度から20年度までの3カ年の第3期介護保険事業計画に基づき、年度ごとの介護保険給付費の総額を予算計上しておりましたが、給付実績により不用額が見込まれるため、今般減額をいたしたものでございます。  予算書の1ページをお開きください。平成18年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、第1条に記載いたしておりますとおり、歳入歳出それぞれ3億5,781万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77億5,492万4,000円とするものでございます。  それでは、第1表歳入歳出予算補正で御説明いたします。  まず、歳入でございます。2ページをお開きください。4款国庫支出金、5款支払基金交付金及び6款県支出金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の減額に伴い、それぞれの負担割合に基づき減額するものでございます。  7款財産収入は、介護給付費準備基金預金利子の確定に伴う減額、8款繰入金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費並びに事務費の減額に伴うものでございます。  次に、歳出4ページでございます。  1款総務費は、介護認定審査会の開催回数が減となったことなどに伴い、執行残が見込まれる500万円を減額するものでございます。  2款保険給付費は、保険給付費がほぼ確定したことに伴い、執行残が見込まれる事業分あわせて4億円を減額するものでございます。  4款の地域支援事業費は、介護予防特定高齢者施策事業に係る執行残見込み額の3,000万円を減額するものでございます。  最後に、5款基金積立金でございますが、介護給付費準備基金積立金の預金利子が確定したことに伴い、11万3,000円を減額するとともに、2款保険給付費及び4款地域支援事業費に充当していた介護保険料相当7,730万円を積み立てるものでございます。  5ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書につきましては、説明を省略させていただきます。  以上、まことに簡単ではございますが、よろしく御審議賜り、御承認いただきますようお願い申し上げます。 143 ◯議長(中村敏治君)[81頁]  次に、議案第52号から議案第54号までにつきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 144 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[81頁]  それでは、議案第52号から議案第54号につきまして御説明申し上げます。  まず、議案第52号「専決処分の承認を求めることについて」でございますが、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成18年度諫早市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。  それでは、1ページをお開きください。平成18年度諫早市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、第1条に記載いたしておりますとおり、歳入歳出それぞれ1億937万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億9,973万9,000円とするものでございます。  次に、第2条の債務負担行為の補正、第3条地方債の補正につきましては、別表で説明させていただきますので5ページをお開き願います。  第2表債務負担行為補正の変更でございますが、利子補給補助金の確定に伴い、限度額を369万4,000円に変更しようとするものでございます。  次に、6ページをお開きください。第3表地方債補正の変更でございますが、事業費の確定に伴いまして、限度額を14億9,060万円に変更しようとするものでございます。  次に、歳入歳出予算の概要につきまして御説明いたしますので7ページをごらんください。  歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。1款分担金及び負担金から9款市債につきましては、記載のとおりでございますが、主なものといたしましては、使用料の増や事業費の確定による一般会計繰入金の減などでございます。  次に、歳出でございますが、15ページをお開きください。1款1項1目公共下水道管理費から16ページ1款1項2目公共下水道建設費、17ページの2款1項1目元金及び利子までの3目につきましては、記載のとおり事業費の確定などを伴いまして、それぞれ減額及び財源更生をしようとするものでございます。  以上で、議案第52号の説明を終わらせていただきます。  次に、議案第53号「専決処分の承認を求めることについて」御説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成18年度諫早市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。  それでは、1ページをお開き願います。平成18年度諫早市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、第1条に記載いたしておりますとおり、歳入歳出それぞれ3,987万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億7,600万7,000円とするものでございます。  次に、第2条の地方債の補正につきましては、別表で説明させていただきますので、5ページをお開きください。  第2表地方債補正の変更でございますが、事業費の確定に伴いまして限度額を7億6,050万円に変更しようとするものでございます。  次に、歳入歳出予算の概要につきまして御説明いたしますので6ページをお開きください。  歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。1款分担金及び負担金から9款市債につきましては、記載のとおりでございますが、主なものといたしましては、諸収入の増や事業費の確定に伴います一般会計繰入金の減などでございます。  次に、歳出でございますが14ページをお開き願います。1款1項1目農業集落排水管理費から15ページ、1款1項2目農業集落排水建設費、16ページの2款1項1目元金及び利子までの3目につきまして、記載のとおり事業費の確定などに伴いまして、それぞれ減額及び財源更生をしようとするものでございます。  以上で、議案第53号の説明を終わらせていただきます。  次に、議案第54号「専決処分の承認を求めることについて」御説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成18年度諫早市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し承認を求めるものでございます。  それでは、1ページをお開き願います。平成18年度諫早市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、第1条に記載いたしておりますとおり、歳入歳出それぞれ185万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,701万8,000円とするものでございます。  次に、第2条の債務負担行為の補正、第3条地方債の補正につきましては、別表で説明させていただきますので4ページをお開き願います。  第2表債務負担行為補正の廃止でございますが、これは当初予算におきまして、平成18年度に10件の改造資金借り入れを見込み、利子補給補助金の限度額を28万8,000円としておりましたが、年度中の借り入れがなかったことによるものでございます。
     次に、5ページをごらんください。第3表地方債補正の変更でございますが、事業費の確定に伴いまして、限度額を990万円に変更しようとするものでございます。  次に、歳入歳出予算の概要につきまして御説明いたしますので6ページをお開き願います。  歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入でございます。1款分担金及び負担金から8款市債につきまして記載のとおりでございますが、主なものといたしましては、使用料の増、及び事業費の確定による一般会計繰入金などの減でございます。  次に、歳出でございますが、14ページをお開き願います。1款1項1目浄化槽管理費から14ページ、1款1項2目浄化槽建設費、15ページの2款1項1目元金及び利子までの3目につきまして記載のとおり事業費の確定などに伴いまして、それぞれ減額及び財源更生をしようとするものでございます。  これで、議案第54号の説明を終わらせていただきます。  以上、3議案につきまして、よろしく御審議賜り御承認いただきますようお願い申し上げます。 145 ◯議長(中村敏治君)[82頁]  これより、各議案ごとに質疑に入ります。まず、議案第48号「専決処分の承認を求めることについて(諫早市税条例及び諫早市都市計画税条例の一部を改正する条例)」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 146 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第48号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第49号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市一般会計補正予算(第8号))」に対する質疑に入ります。 147 ◯木村和俊君[83頁]  議案第49号一般会計補正予算第8号ですね、これの31ページですけど、委託金、歳入ですね、国庫支出金、土木費国庫委託金として補正前の予算は1,532万円ということになっております。で、今度の補正で、これが748万9,000円減額されて差額が783万1,000円ですね、この説明のところを見ますと本明川ダム事業の委託金と、事業推進の委託金ということになっているようです。その減額の理由、それから事業の内容、その辺について少し説明をしていただきたいと思います。 148 ◯土木部長(早田 寛君)[83頁]  これにつきましては、事業の減額でございます。  これにつきましては、ボーリング調査ですね、今現在環境影響評価に向けた、その前の準備ということで、現在、国土交通省の方で調査されております。そういう中で減額になったということで、ボーリング調査の部分が、ちょっと減ったということを聞いています。(86ページで減額理由についての訂正発言あり)  以上でございます。 149 ◯木村和俊君[83頁]  最初言いましたように、補正前の予算は、国の委託金は1,532万円でしょ、これの半分以上が減額になっているわけでしょ。ですから、その事業費の確定云々というような性格のものじゃないだろうと思うんです。  だからどういう内容の減額なのか、どういう事業の変更なのか、そのボーリング云々と言われるなら、当初予定のボーリングの本数と減額になった本数、その辺までちょっと説明をしてください。 150 ◯土木部長(早田 寛君)[83頁]  ボーリングの深さということでございます。深さが浅くなった部分があったということを聞いております。  以上です。 151 ◯木村和俊君[83頁]  私、当初の補正前の事業費委託金、しかもこれは国の委託金でしょ。これが半分以上減額になるというのは、それなりの理由があったからだろうというふうに思うんです。ですから、そのことを説明してくださいというふうに言っているんですよ、その事業の変更の中身を。よろしくお願いします。 152 ◯土木部長(早田 寛君)[83頁]  今言いましたように、結局、ボーリング調査を3本やったと思いますけれども、その深さがやっぱりそこまでもういかなくてもいいというところでやめたということを聞いておりますけど、以上でございます。 153 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  ほかにございませんか。      (「なし」と言う者あり) 154 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第49号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第50号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第4号))」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 155 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第50号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第51号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市介護保険事業特別会計補正予算(第3号))」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 156 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第51号に対する質疑を終結します。  次に、議案第52号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号))」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 157 ◯議長(中村敏治君)[83頁]  なければ、これをもって議案第52号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第53号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号))」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 158 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって議案第53号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第54号「専決処分の承認を求めることについて(平成18年度諫早市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号))」に対する質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) 159 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって議案第54号に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第48号から議案第54号までにつきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 160 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第48号から議案第54号までにつきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより、議案第48号から議案第54号までにつきまして、順次、討論、採決いたします。  まず、議案第48号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 161 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第48号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 162 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第48号は承認することに決定いたしました。  次に、議案第49号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 163 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第49号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 164 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第49号は承認することに決定いたしました。  次に、議案第50号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 165 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第50号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 166 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第50号は承認することに決定いたしました。  次に、議案第51号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 167 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第51号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 168 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第51号は承認することに決定いたしました。  次に、議案第52号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 169 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第52号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 170 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第52号は承認することに決定をいたしました。  次に、議案第53号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 171 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第53号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 172 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  御異議ありませんので、議案第53号は承認することに決定いたしました。
     次に、議案第54号に対する討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) 173 ◯議長(中村敏治君)[84頁]  なければ、これをもって討論を終結し、採決いたします。議案第54号は、これを承認することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 174 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  御異議ありませんので、議案第54号は承認することに決定いたしました。  次に、日程第7「議案第55号から議案第66号」までの12議案を一括議題とし、提案理由について、市当局の説明を求めます。  まず、議案第55号。 175 ◯教育長(峰松終止君)[85頁]  議案第55号「諫早市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。  本案は、現在諫早地域の小学校給食単独調理法は、ウェット方式で老朽化しており、衛生対策の一層の推進とともに、作業の効率化を図るために7,000食の給食調理が可能なドライシステムの給食センターを設置し、業務を開始するために、本条例の一部改正を行おうとするものでございます。  改正内容でございますが、第2条の表の中に、新しく設置する給食センターの名称を追加するもので、これまで、(仮称)諫早市津久葉学校給食センターとしてきましたが、東部地域に第2給食センターを建設することを考慮して、諫早市西部学校給食センターとし、位置を、津久葉町5番地132としようとするものでございます。  次に、第4条において、学校給食センターの円滑な運営を行うため、給食センターに所長、その他必要な職員を置くことを加えようとするものでございます。  最後に、附則でございますが、この条例は、試運転など、学校給食実施に係る準備期間が必要なため、平成19年8月1日から施行しようとするものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 176 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  次に、議案第56号。 177 ◯農林水産部長(田鶴俊明君)[85頁]  議案第56号「諫早市豊かな森づくり基金の設置、管理及び処分に関する条例」について御説明申し上げます。  本案は、裏面の提案理由に記載のとおり、森林の有する多様な公益的機能を高度に発揮させることを目的として実施する市内民有林の森林整備を促進する事業に要する経費に充てるため、新たに、諫早市豊かな森づくり基金を設置したいので、この条例案を提出するものでございます。  第1条は、基金の設置について定めるもので、基金の名称を諫早市豊かな森づくり基金とするものでございます。第2条は、基金の積み立てについて、第3条は、基金の管理について、第4条は、基金の運用益金の処理について、第5条は、基金の繰り替え運用についての規定でございます。第6条は、基金の処分について、第7条は、委任についての規定でございます。  附則は、この条例は、公布の日から施行することとしたものでございます。  以上、簡単でございますが、議案第56号の説明を終わります。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 178 ◯議長(中村敏治君)[85頁]  次に、議案第57号。 179 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[85頁]  それでは、議案第57号「諫早市緑化公園条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。  本案は、カントリーパーク整備事業により整備した森山ふれあい公園を市民公園として供用を開始するため、当該公園の名称及び位置を定め、また、当該公園の管理について都市公園に準じた取り扱いを定めようとするものでございます。  なお、当該公園の名称につきましては、3月20日から4月20日まで公募をいたしまして、83件の応募がありました。設置場所がわかり、かつなじみやすい名称として選考決定したものでございます。  それでは、改正の内容について御説明をいたします。  第7条については、都市公園法第2条の2の規定で、都市公園を設置する際に、公園の区域の公告をする事項が追加されたことに伴い、改正でございます。  次に、第8条の改正は、見出しを市民公園の設置等に改めるとともに、先ほど説明いたしましたが、森山ふれあい公園が特定地区公園、いわゆるカントリーパークとして国の補助を受け整備を行っており、そのカントリーパーク事業の補助実施要領の中に、特定地区公園の設置及び管理等については、都市公園法の規定に準じて行うという条件がありましたので、今回都市公園に準じた取り扱いを行うため、設置等についての運用の規定を加えるものでございます。  次に、第12条につきましては、都市公園法の改正により、引用条項の移動に伴う改正でございます。  次に、第19条につきましては、市民公園を市民公園(森山ふれあい公園を除く)に改め、森山ふれあい公園の管理についての運用の規定を加えるものでございます。  次に、別表第2に舟津公園の次に、森山ふれあい公園を追加しようとするものでございます。  なお、附則といたしまして、公布の日より施行しようとするものでございます。  以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 180 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  次に、議案第58号。 181 ◯水道局長(早田征史君)[86頁]  それでは、議案第58号「諫早市水道事業の設置等に関する条例及び諫早市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について御説明を申し上げます。  本案につきましては、水道事業の認可申請事項の見直しに伴い、飯盛西地区簡易水道事業を諫早市飯盛水道事業に統合し、諫早市水道事業、諫早市多良見水道事業及び諫早市飯盛水道事業の計画給水区域及び計画給水人口並びに計画1日最大給水量を変更しようとするものでございます。  それでは、改正内容について御説明申し上げます。  まず、第1条は、飯盛西地区簡易水道事業を諫早市飯盛水道事業に統合することに伴い、諫早市水道事業の設置等に関する条例、第1条中、第14号を削除し、第15号を14号とし、それぞれ号の繰り上げを行うものでございます。  次に、第3条第2項第1号の諫早市水道事業及び同項第2号の諫早市多良見水道事業のイの計画給水人口とウの計画1日最大給水量を改め、飯盛西地区簡易水道事業を統合することに伴い、その計画給水区域を同項第4号の諫早市飯盛水道事業に追加し、イの計画給水人口とウの計画1日最大給水量を改め、同項第14号を削除し、第15号を14号とし、それぞれ号の繰り上げを行うものでございます。  次に、第2条の改正は、前条と同じく、諫早市水道事業給水条例、第2条第4号の諫早市飯盛水道の給水区域に、飯盛西地区簡易水道の給水区域を追加し、第14号を削除し、15号を14号とし、それぞれ号の繰り上げを行うものでございます。  次に、多良見大草地区簡易水道事業は、旧多良見町において、平成20年4月1日に、諫早市多良見水道事業に統合することになっていたことから、別表第1第3号の表の見出しより、多良見大草簡易水道を、また同表第5号の表の見出しより、飯盛西地区簡易水道を削除するものでございます。  次に、附則についてでございますが、附則第1項で、この条例は、長崎県知事の認可があった日から施行することとしたものでございます。  ただし書きは、諫早市水道事業については、厚生労働大臣の認可を要することから、諫早市水道事業の設置等に関する条例第3条第2項第1号の厚生労働大臣の認可があった日から施行することとしたものでございます。  以下につきましては、今回の改正に伴い、関連する改正について所要の改正をするものでございます。  以上、議案第58号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 182 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  提案理由の説明を保留し、しばらく休憩いたします。                 午後3時13分 休憩                 午後3時29分 再開 183 ◯議長(中村敏治君)[86頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、土木部長から発言を求められておりますので、これを許します。 184 ◯土木部長(早田 寛君)[86頁]  私、済みません。先ほど議案第49号の31ページでございますが、木村議員の委託費、歳入、14款国庫支出金の委託金のところで、土木費国庫委託金の783万1,000円、748万9,000円についての質問でしたけれども、これにつきましてちょっと勘違いをいたしておりましたので、再答弁をさせていただきます。  これにつきましては、本明川ダム周辺地域振興計画作成を、平成18年度1,000万円であったものを平成19年度に振り分けたものと、生活再建等説明会業務において、当初、3回説明会を予定したものを、業務の進捗にあわせまして2回実施したため、減額になったものでございます。申しわけございませんでした。  以上でございます。 185 ◯議長(中村敏治君)[87頁]  次に、議案第59号から議案第61号までにつきまして、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 186 ◯教育長(峰松終止君)[87頁]  議案第59号「財産の取得について」御説明申し上げます。  本案は、教育用コンピューターの老朽化が進んでいる諫早地域小学校15校のうち8校を対象に、機器の更新を行うため、コンピューター及び関連機器を取得することについて、諫早市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  各小学校のコンピューター教室では、児童1人につき1台を使えるように、最多児童数の学級を基準に必要台数を配備し、一人一人が専用のコンピューターで積極的に学習できる環境を整えることにより学習効果を高めようとするものでございます。  取得金額は5,449万5,000円で、取得の相手方は、諫早市栄田町19番5号、有限会社スリーディー、取締役松藤久傳氏でございます。  次に、議案第60号「財産の取得について」御説明申し上げます。  本案は、小学校において校内LAN環境を構築することに伴い、コンピューターが不足する小学校を対象に機器の増設を行うため、コンピューター及び関連機器を取得することについて、諫早市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  校内LANは、学校内にあるすべてのコンピューターを情報通信ネットワークで接続することにより、情報や教材の共有が可能になります。立体図形の展開や疑似体験機能を使ってのわかりやすい授業、インターネットを利用した調べ学習などを各教室で実現させるものでございます。  取得金額は4,011万円で、取得の相手方は、諫早市川内町501番地7、タチカワ株式会社、代表取締役粕谷勝氏でございます。  次に、議案第61号「財産の取得について」御説明申し上げます。  本案は、提案理由にも記載しておりますとおり、諫早地域15小学校の給食を調理、配送するため、建設した諫早市西部学校給食センターの業務開始に備えるため、厨房用備品を取得したいので、諫早市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。  取得する動産は、学校給食センター厨房用備品、取得の目的は、諫早市西部学校給食センターに必要な厨房用備品を購入し、業務開始に備えるためでございまして、取得金額は1億605万円、契約の相手方が、諫早市栄田町22番50号、株式会社長崎日調、代表取締役社長萩原悟氏でございます。  資料といたしましては、資料1に仮契約書、資料2に入札結果表、資料3に学校給食センター厨房用備品明細書、資料4に学校給食センター厨房用備品配置図を添付しております。  今回の入札につきましては、指名競争入札を行い、5社の参加があり、入札の結果は資料2のとおりでございます。  次に、概要でございますが、7,000食の給食調理が可能なドライシステム方式の給食センターにおいて、定められた時間内に効率よく調理し、衛生対策の一層の推進に必要な厨房機器を購入するものでありまして、主なものは資料3に掲載しております。また、資料4においては、給食センター調理室内の全体図及びそれぞれのゾーンを示しております。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 187 ◯議長(中村敏治君)[87頁]  次に、議案第62号。 188 ◯生活環境部長(藤山正昭君)[87頁]  議案第62号「字の区域の変更について」御説明申し上げます。  本案は、平成14年度から平成19年度にかけて、長崎県が施行しております飯盛北部2期地区畑地帯総合整備事業による換地処分に伴い、別紙のとおり飯盛町中山地区内の字の区域を変更したいので、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  別紙資料6の1をお開き願いたいと思います。緑色で着色しました部分、牧野山工区と牧野工区が、今回、字の区域の変更を行おうとする区域でございます。  裏面の資料6の2をごらんください。これは、6の1の位置図の拡大図でございます。ナンバー1、2、3、4の4カ所の黄色で着色しました部分が、今回、字の区域を変更しようとする箇所でございます。  次に、6の3の字図をお開きください。牧野山工区のナンバー1とナンバー2を拡大したものでございます。図面上の緑色の線が旧字界、赤色の線が新字界を示しております。左側ナンバー1の黄色で着色しました土地及び道路、水路を、中山字牧野山から字尻無岳へ、赤色で着色しました土地を字尻無岳から字牧野山へ編入しようとするものでございます。右側のナンバー2は、赤色と薄緑色で着色しました土地及び道路を、上原字暖水谷から中山字牧野山へ編入しようとするものでございます。  裏面の6の4をお開きください。この図は、ナンバー1とナンバー2の整備完了後の図面でございます。  次に、資料6の5の字図をお開きください。牧野工区分のナンバー3とナンバー4を拡大したもので、左上ナンバー3の黄色で着色しました土地及び道路を、中山字牧野山から字牧野へ、赤色で着色しました土地及び水路を字牧野から字牧野山へ編入しようとするものでございます。下のナンバー4の箇所は、黄色で着色しました土地及び道路を、中山字名平から字牧野へ、紫色で着色しました土地及び道路、水路を字牧野から字名平へ編入しようとするものでございます。  資料の6の6をお開きください。この図は、ナンバー3とナンバー4の整備完了後の図面でございます。  なお、本案につきましては、各受益者代表及び関係自治会長の同意をいただいております。  簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 189 ◯議長(中村敏治君)[88頁]  午後4時になりましたら、会議時間を延長いたします。  次に、議案第63号。 190 ◯財務部長(馬場康明君)[88頁]  議案第63号「平成19年度諫早市一般会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。
     今回の補正は、第1条に記載しておりますとおり、歳入歳出それぞれ19億7,456万円を追加して、歳入歳出予算の総額を、それぞれ580億3,906万円にしようとするものでございます。  第2表地方債の補正につきましては、別表で御説明を申し上げますので6ページをお開きください。  第2表地方債補正の追加でございます。起債の目的欄に記載をいたしております水産環境整備事業費につきまして、起債の限度額を追加しようとするものでございます。補正額は合計欄の上に括弧書きで示しております1,570万円でございます。  次に、7ページをごらんください。第2表地方債補正の変更でございます。起債の目的欄に記載をいたしております各事業につきまして、起債の限度額を変更する必要が生じましたので、表中右下の合計欄の上に括弧書きで示しております6億550万円の補正をお願いするものでございます。  次に、歳入歳出の概要につきまして御説明を申し上げます。  お手元に配付しております資料2でございますが、平成19年度6月補正予算説明資料をごらんいただきたいと思います。  1ページは、平成19年度6月補正予算の概要でございます。今回の補正予算の内容は、国県補助事業の内示があったもの、及び市単独事業として実施が必要なものが主なものでございます。  補正予算額は19億7,456万円でございます。今回の補正予算額を現計予算と合算をいたしますと580億3,906万円となります。前年度の同期と比較いたしますと36億3,562万6,000円の増、率にいたしまして6.7%の増となっております。また、特別会計につきまして3.6%の増となっております。  なお、今回の補正予算は、表中に記載しておりますとおり、国庫支出金から市債までの合計19億7,456万円を財源としてお願いするものでございます。  次に、2ページでございますが、今回の歳出予算の主なものについて御説明を申し上げます。  表の一番右の欄に、主事と書いてございますが、これは資料3の平成19年度6月補正予算の主な事業説明書のページをあらわしておりますので、資料3とあわせてごらんをいただきたいと存じます。  款を追って御説明を申し上げます。  まず、4款財務費では、議案第56号で設置条例案を上程をいたしております諫早市豊かな森づくり基金について、資料3の1ページに記載のとおり、民有林の整備促進のための基金積み立てをお願いするものでございます。  8款の農林水産費につきましては、補助の内示を受けたものなど、12事業につきまして予算計上をお願いしておりますが、園芸振興費の集出荷施設整備事業につきましては、資料3の2ページに、また森林整備費の豊かな森づくり事業につきましては、資料3の1ページに記載のとおりでございます。  9款の商工労働費の諫早流通産業団地整備事業につきましては、接続する市道への下水道管布設経費をお願いするものでございます。  10款土木費では、資料3の3ページと4ページ、それぞれに記載をしておりますが、上町本諫早駅城見町線道路改良事業及び八天郵便局前線道路改良事業など計4件をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、次の資料2の3ページをお開きください。11款都市整備費では、資料3の5ページ、6ページ、それから7ページに、それぞれ記載をしております優良建築物等整備事業、これは栄町2番街区でございますが、それと諫早南部第1地区土地区画整理事業及び土地区画整理関連道路改良事業などの7件をお願いするものでございます。  13款教育費では、資料3の8ページに記載をいたしております(仮称)多良見市民会館整備事業などの5件をお願いするものでございます。  以上で歳出関係の説明を終わらせていただきます。  次に、資料2の4ページでございますが、歳入関係について記載をいたしております。5ページの方は、これは今回補正後の歳入予算額、歳出予算額を前年度同期の予算と、それぞれ款別に比較をしたものでございます。最後に8ページは、基金積み立て状況一覧表でございます。  以上、議案第63号「平成19年度諫早市一般会計補正予算(第2号)」につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 191 ◯議長(中村敏治君)[89頁]  次に、議案第64号。 192 ◯健康福祉部長(平野 博君)[89頁]  議案第64号「平成19年度諫早市老人保健特別会計補正予算(第1号)」について説明申し上げます。  予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。  本案は、第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億7,946万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ143億2,739万6,000円とするものでございます。  今回の補正は、平成18年度の老人医療費の概算交付に伴う精算によるものでございまして、18年度の国及び県による負担金と支払基金による医療費交付金の概算交付額は精算額を下回っておりましたので、追加交付がなされ、一方、支払基金による事務費交付金の概算交付額は精算額を上回っておりましたので、負担金、交付金の追加交付額を財源といたしまして支払基金へ精算返納を行い、あわせて一般会計立てかえ分を繰り出して精算返納するものでございます。  それでは、2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算補正をお開きいただきたいと思います。  まず、歳入の2ページでございますが、1款1項支払基金交付金の1,162万9,000円の増は、医療費交付金の概算交付額が精算額を下回ったために、その差額分が社会保険診療報酬支払基金から追加交付されるものでございます。  2款1項国庫負担金の1億5,062万2,000円の増は、概算交付額が精算額を下回ったために、その差額分が国から追加交付されるものでございます。  3款1項県負担金の1,721万3,000円は、概算交付額が精算額を下回ったために、その差額分が県から追加交付されるものでございます。  次に、3ページ、歳出でございますが、3款1項償還金81万5,000円の増は、社会保険診療報酬支払基金による事務費交付金の概算交付額は、精算額を上回った分の差額81万5,000円を精算返納するものでございます。  3款2項繰り出し金1億7,864万9,000円の増は、医療費交付金、負担金の概算交付額の不足分を一般会計からの繰り出しにより一時的に立てかえた分を精算返納するものでございます。  4ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書は、説明を省略させていただきます。  以上、簡単ではございますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 193 ◯議長(中村敏治君)[90頁]  次に、議案第65号及び議案第66号につきましては、同一説明者でありますので、一括して説明を求めます。 194 ◯都市整備部長(廣田陽一郎君)[90頁]  議案第65号及び議案第66号につきまして御説明申し上げます。  まず、議案第65号「平成19年度諫早市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。  今回の補正は、第1条に記載いたしておりますとおり、歳入歳出それぞれ3億1,838万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ58億8,001万1,000円にしようとするものでございます。  第2条地方債の補正につきましては、別表で御説明いたしますので、4ページをお開き願います。第2表地方債補正の変更でございます。公共下水道整備事業費の起債の限度額につきまして、表中、右下の合計欄上の括弧書きで示しております2億220万円を追加しようとするものでございます。  次に、歳入歳出予算の概要につきましては、お手元に配付いたしております資料2、平成19年度6月補正予算説明資料で御説明申し上げますので、資料2、6ページをお開き願います。  今回の補正は、歳出欄に記載いたしております諫早湾処理区施設建設事業の追加と、これに伴いまして事業費支弁人件費といたしまして相当額を職員人件費から減額しようとするものでございます。  歳入につきましては、歳入欄に記載しております国庫支出金などを、今回の補正財源としてお願いするものでございます。  以上で議案第65号の説明を終わらせていただきます。  次に、議案第66号「平成19年度諫早市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、第1条に記載しておりますとおり、歳入歳出それぞれ6,760万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ15億2,657万1,000円にしようとするものでございます。  歳入歳出予算の概要につきましては、資料2で御説明申し上げますので、資料2の7ページをお開き願います。  今回の補正は、歳出欄に記載いたしております遠隔監視等システム整備事業6,760万円につきまして、歳入欄に記載のとおり、県支出金及び繰入金を財源としてお願いするものでございます。  以上で議案第66号の説明を終わらせていただきます。  以上、2議案につきまして、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 195 ◯議長(中村敏治君)[90頁]  次に、日程第8「請願第1号」を議題とし、これより請願の趣旨について紹介議員の説明を求めます。 196 ◯木村和俊君 登壇[90頁]  御苦労さまです。最低賃金の引き上げに関する請願書について、読み上げて提案の説明といたします。  1、請願の趣旨、今、わが国は、「格差と貧困」「ワーキングプア」という言葉に象徴されるように、この間、推しすすめられてきた労働法制の規制緩和政策によって、大企業が史上空前の利益を更新し続ける一方で、働くものの3分の1が非正規労働者、若年層では半数が非正規労働者で、しかも、その大半が年収200万円以下の低所得、また生活保護世帯は100万世帯を超え、貯蓄ゼロ世帯が2割、就学援助受給者が急増しているというような悲惨な状況が継続しています。  このような情勢のもと、およそ40年ぶりに最低賃金法の大規模な「改正」法案が国会に提出されています。改正法案は、産業別最賃について労働協約方式は廃止が提案されるなどの改悪面もありますが、私たちが長年主張してきた「生活保護より低い最低賃金」問題の解消、軽すぎる罰則の強化など、改善の方向も打ち出されています。  今国会では、「貧困と格差」拡大の問題がクローズアップされ、野党各党から「最低賃金を1,000円に」「全国一律最賃制を」「先進国で最低の最賃をなんとかせよ」の声が出されるようになっています。労働界も全労連に続き、連合も「時給1,000円要求」を打ち出しました。  しかし、政府・厚生労働省は、現行の最低賃金は低すぎるという認識は示しているものの、生活できないほど低く設定されてしまった現行の地域最賃額について、これを具体的に改善するのは、あくまでも地方の最賃審議会だとして、現状を是正するための措置を積極的にとろうとはしていません。  私たち長崎県労連は、今年2月~3月にかけて1カ月最低賃金で生活する「最低賃金生活体験運動」をおこない、その実態を「最低賃金生活体験報告集」にまとめましたが、体験者は一様に、「最低賃金ではとても人間らしい生活はできない!!」、「憲法に定められた、“健康で文化的な生活”はできない」と感想を述べています。  政府・厚生労働省をはじめ、労働局や地域最賃審議会は、いまこそ最賃の抜本的な改善を行う時期にきています。憲法、そして、戦後労働法の上に立つ、すべての人の生存権を保障するに足る最低賃金制度を確立することが重要です。  貴議会におかれましては、以上の趣旨をご理解いただきたく、次の事項について地方自治法第99条の規定に基づき、国の関係機関に意見書を提出していただきますよう請願いたします。  2、請願項目、最低賃金の引き上げに関し、国の機関に対し意見書を提出すること。  以上でございます。よろしくお願いをいたします。 (降壇) 197 ◯議長(中村敏治君)[91頁]  次に、日程第9「諫早市農業委員会選任委員の推薦について」を議題といたします。  農業委員会の推薦については、農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定に基づき、農業委員会の所掌に属する事項につき、学識経験を有する者のうち、辞任により欠員となっている一人を推薦しようとするものであります。  なお、推薦決定に当たりましては、地方自治法第117条の規定により、除斥の必要がありますので、土井信幸議員の退場を求めます。      (土井信幸議員 退場) 198 ◯議長(中村敏治君)[91頁]  お諮りいたします。農業委員会について土井信幸君を推薦することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 199 ◯議長(中村敏治君)[91頁]  御異議なしと認めます。異議ありませんので、土井信幸君を本市の農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。  土井信幸議員の入場を求めます。      (土井信幸議員 入場) 200 ◯議長(中村敏治君)[91頁]  しばらく休憩をいたします。                 午後3時59分 休憩                 午後4時   再開 201 ◯副議長(水田寿一君)[91頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第10「議長の常任委員会委員辞退の件」を議題といたします。  中村議長から議長の職務に専念するため、産業経済委員会の委員を辞退したい旨の願い出がありました。  お諮りいたします。中村議長の産業経済委員会委員の辞退を許可することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と言う者あり) 202 ◯副議長(水田寿一君)[91頁]  御異議ありませんので、中村議長の産業経済委員会委員の辞退を許可することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議は6月20日、定刻から開きます。  本日は、これをもって散会いたします。御苦労さまでした。                 午後4時1分 散会 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...